USB デバイスを差し込むと USB ホットプラグ機能によって自動的にシステムに認識され、ドライバがロードされる。
このとき、システムに認識されたかどうか、以下のコマンドで確認する。
確認できたらさらにもう一度以下のようにして確認してみる。
同様にドライバがロードされたかどうか確認する。
以下のコマンドでデバイスがどのような名称でシステムに認識されたか確認する。 通常は sdb1 等になるので、sdb でひとまず grep してみるとよい。
名称が特定できたら、メモしておく。 なお、今回は sdb1 として認識したが、デバイスが複数つなげられている場合は 必ず同じデバイス名になるわけではないので、必ず確認すること。
以下のコマンドでデバイスをファイルシステムにマウントする。 /media でなくてもよいが、通常 /media が空いているのでおすすめ。 ただし、二重マウントを避けるため、マウントポイントは必ず空のディレクトリとすること。
マウントできたかどうか次のコマンドで確認する。 #引数なしの mount コマンドは現在のマウント状態を表示する。
/dev/sdb1 が /media にマウントされていることを確認したら、以下のコマンドでディレクトリを移動し、内容を確認する。
以下のコマンドでデータをコピーする。 ここでは root/Desktop とした。
target-data の内容は必ず ls 等で確認しておくこと。 また、データ量が多いときは、以下のコマンドでデータを確実に移動させておく。
データを確保したら、以下のコマンドでファイルシステムをアンマウントする。 /media で作業している場合は必ず cd しておくこと(自分が /media に残っていると busy でアンマウントできないため)
アンマウントできていることを以下のコマンドで確認する。
アンマウントしただけでは USB のドライバが残っているため、USB デバイスを物理的に抜くと I/O エラーが発生する。
これを避けるため、usb_storage ドライバをアンロードしておく。
アンロードされたことを以下のコマンドで確認する。
USB デバイスを取り外す。
VMware ではそれぞれの設定によっても違ってきますので、ここでは私の環境を述べておきます。
host マシンが CentOS5.7 、その上に Linux 対応の VMware Player / Version: 5.0.0 build-8123885.0.0 build-812388 に
CentOS6.3 をインストール済み。
host マシンの CentOS5.7 においては、上記の手順で USB device を使用するのだが、VMware Player にインストールしてある
CentOS6.3 環境では、その都度 VMware Player のメニューより Virtual Machine → removable Devices → Myson Century云々を操作して
mount 、umount させている。