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RHEL Beta 7.0

systemctl オプション get-default と set-default

2013. 12. 15.

RedHat Beta 7.0 が出たので、早々にダウンロードしてインストールをしてみた。当然のごとく我が家では VMwarePlayer にインストール。
インストールが完了すれば、早々に VMware Tools をしなければならないので、inittab の編集、と進むのだが・・・・うそっ!! inittab の内容が変わっている!?
以下その内容。

( どうやら init がなくなったらしい・・・・シクシク・・・ )

 

1. telinit

初期状態で、ランレベル3 へと起動を変更することができないので、端末で telinit を使い、コンソール画面へ移動する。

 

 

2. systemctl get-default set-default

inittab に記述されているとおりに systemctl コマンドのオプションである get-default と set-default を使う

 

x 画面である ランレベル 5 の graphical.target をランレベル 3 である multi-user.target に変更する。

 

これでデフォルトを multi-user.target ( ランレベル 3 ) に変更できたので、vmwaretools のインストールに進みたいところだが、 もうひとつ、NetworkManager を停止させなければならない。RedHat Beta 7.0 では、初期状態のデフォルトで 、NetworkManager は動いている。

 

3. systemctl 。

/etc/resolv.conf と /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-enoxxxxxxxx を確認。
( ここでも今までのバージョンで使ってきた ifcfg-ethx という名前はない。代わりに ifcfg-enoxxxxxxxx となっている。)

上記 2 種類のファイルが確認、編集が終了したら network サービスをリスタートさせておき、chkconfig へと進むのだが、これも廃止されているようなので、 systemctl を用いて、システム起動時に NetworkManager が動き出さないように設定しておく。

 

 

感 想:RedHat の先行バージョンと云われる fedora 18, 19 にとてもよく似ていると聞いて、どんなもんよ? と好奇心を出したのがいけなかったかも・・・・・
(本当にインストーラなどは、まんま!? と思うほどだし、デスクトップ画面も( 背景は違うけど )・・・なんせ gnome 3 ですから・・・)
これは個人的には使いたくないなぁ・・ CentOS 次期バージョンがこんなんだったらどうしよう? でも、CentOS は RedHat のクローンと云われているし・・?

 

 

 

 

おまけ
システム終了コマンドの ' shutdown -h now ' から ' systemctl poweroff ' へ、 ' reboot ' が ' systemctl reboot ' へと変わったようです。
  ( 今までの' shutdown -h now ' はまだ、互換性があるようですがいずれ消える運命とか・・・??? )