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neko1sa.gif CentOS 5.2 に OpenOffice 3.0 のインストール

2008年10月14日にOpenOffice.org の 3.0 が正式リリースされました。
早々にダウンロードしてみてみようと思ったら、すでにパンク状態で見つからないありさま・・・・
http://ftp.jaist.ac.jp/pub/openoffice/localized/ja/3.0.0/ で、 やっとダウンロードできました。


2008年10月現在の私の Linux マシンのバージョンです。
OS : CentOS 5.2 (Kernel 2-6-18-92.1.13.e15 on an i686)


ooo3titleicon.png

OpenOffice.org 3.0.0 をインストール

まず、ftp://ftp.yz.yamagata-u.ac.jp/pub/openoffice/localized/ja/3.0.0/でOOo_3.0.0_LinuxIntel_install_wJRE_ja.tar.gz をダウンロードしてきました。
JREがすでに入っていれば、OOo_3.0.0_LinuxIntel_install_ja.tar.gz でもいいと思います。


su して、root ユーザで操作をします。

ダウンロードしたファイルは、デスクトップ上にありますので、このままデスクトップで操作をします。
デスクトップ画面の何もないところで右クリックして端末を表示します。
まず、解凍をします。拡張子が .tar.gz ですので tar xvzf 解凍するファイル名を入力して、Enter キーを押します。
この時、 tar -xvzf でも、 tar zxvf でもかまわないそうです。要は、 tar とその後に z x v f の4文字があれば、この4文字の順番はアバウトだそうで・・・・

# tar xvzf OOo_3.0.0_LinuxIntel_install_wJRE_ja.tar.gz


tar.png



次に ls コマンドで中を見てみると OOO300_m9_native_packed-1_ja.9358 という dir ができていました。
tar-ls-a.png



cd コマンドで OOO300_m9_native_packed-1_ja.9358/ の中へ入ってみます。

# cd OOO300_m9_native_packed-1_ja.9358/


cd.png
黄緑色の文字が2つありました。これが実行ファイルです。



セットアップをするには、以下のように入力します。この時に ./ を書くのを、忘れたり、省いたりしないで下さい。

# ./setup


youkoso.png
install.png


これで無事にインストールは完了するはずなのです・・・・。
ところが、最後の最後で私の場合はエラーが出ました。つまり全てを入れることができなかったと・・・
でも、試しに opt/ を見てみたら openoffice.org3/ 以下、program/ の中にはちゃんとみんな入っていましたし、起動もしましたので、これでよし・・と。




※ もしも、前に入れたバージョンのOpenOfficeをアンインストールしたいときには、もう一度その時の ./setup を実行することでアンインストールになります。

ただし、CentOSをインストールしたときに、一緒に入っていたOpenOfficeについてはこの限りではありません。


※ OpenOffice.org の .tar.gz ファイルを解凍すると、中には RPM のファイルもあります。
もちろん、わかる方でしたらこれらの RPM ファイルを手作業で入れることも可能です。


ランチャーの登録

openoffice3.0は随分と使い勝手がよくなったような気がします。
でも、あいも変わらずアプリケーションメニューには登録されないのですが・・・・何故???
多分、古いバージョンの2.4をアンインストールしていないから・・・・
仕方なく、これもあいも変わらずパネルにランチャーを追加して使っています。
openoffice3.0 がある場所は opt/ です。この opt/openoffice.org3/program/ の中にある soffice をランチャーとしてパネルに追加しておくと使うときに楽です。

ランチャーを作るには以下のような操作をして作ります。

パネルの上で右クリックをします。
panel1.png
panel2.png

上の画像の説明で1. 2. と番号が振ってありますが、実際にはどの順番でもかまいません。



ここからは登録する実行ファイル opt/openoffice.org3/program/soffice がある場所を指定します。
panel3.png
panel4.png
panel5.png
panel6.png
panel7.png


今度はアイコンを登録します。
panel8.png
これらの画像の中から、適当に自分で Office 用の使うアイコンを選択します。

例えば、ここでは、 icon10.pngを使うとして、設定を進めてみます。

panel9.png
panel10.png


もしも、登録したアイコンの表示された位置が左右気に入らない場合は、そのアイコンの上で右クリックします。
panel11.png
cor.pngこんなカーソルが表示されている状態でマウスを左右に動かします。ボタンを押す必要はありません。
矢印のカーソルが出ているときにマウスを動かせば、マウスの動く方向にランチャーも動きます。
止めるときに、マウスの左ボタンをクリックします。


panel12.png




OpenOffice.org 3.0.0

起動画面です。
office-open.png ooostart.png


Microsoft Word と同等の機能の Writer です。 writer-font.png
ちなみにここで見えるMSのフォントは、私が試しに入れてみたものですので、デフォルトではありません。
このフォントの入る場所は /usr/share/fonts/ja/ になります。


tool-menu.png
さすが Sun ですね。XML や XSLT を試す・・・なんてあります。



数式エディタ Math
math.png
数式エディタも随分使い勝手がよくなったようです。これなら苦にならないかも・・・??

math1.png
math2.png


kigou.png

OpenOffice.org はどんどん使いやすくなってきているような気がします。