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はじめてのCentOS

 

centoslogo-mini.png  VMware Toolsインストール

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2011年4月20日(水)

VMwareTools-8.4.6-385536.tar.gz のインストール

環 境 : VMware(R)Playere3.1.4build385536
VMwareTools-8.4.6-385536.tar.gz
ホスト Windows XP Professional SP3
ゲスト CentOS5.6

上記の環境において ゲスト OS の CentOS5.6 に VMwareTools-8.4.6-385536.tar.gz をインストールをしてみます。
ついでに2011年4月16日に、30日間試用できる VMware Workstation 7 の評価版をダウンロードして 下記に記述する方法で試してみたところ VMware tools のインストールはまったく同じく実行することができました。


VMware(R)Playere3.1.4 にインストールした CentOS5.6 のレベル3で起動します。 画面の下のレモン色のスクリーンは VMware Tools のインストールについてのメッセージが表示されます。 無事にちゃんとインストールできると表示されなくなります。

073.png

root ユーザで操作をしますので、root ユーザのパスワードまで入力して Enter キーを押します。X はスタートさせません。 この後、Ctrl キー を押したまま Alt キーを押して、いったんゲストマシンからホストマシンの方へと戻ります。

074.png

ホストマシンの画面から VMware Playere の " 仮想マシン " と書かれたメニューをあけ、 " VMware Tools のインストール " と書かれている項目を選択します。

075.png

今度はまたゲストマシンである CentOS5.6 のコンソール画面へもどり、 cdrom をマウントさせるために以下のように緑色の文字のところを入力して Enter キーを押します。 すると " リードオンリーでマウントした " とメッセージが表示されました。


 # mount /dev/cdrom /media
mount: block device /dev/cdrom is write-protected, mounting read-only

076.png


今度はマウントしたメディアの中に何があるのか、移動して見てみます。下の緑色の文字を入力して Enter キーを押します。
すると manifest.txt と VMwareTools-8.4.6-385536.tar.gz が表示されました。


cd /media
ls -a
manifest.txt VMwareTools-8.4.6-385536.tar.gz

077.png


作業をするために VMwareTools-8.4.6-385536.tar.gz をいったんどこか作業できる場所(ディレクトリ)へコピーします。 ここではとりあえず " /tmp " ディレクトリを例として使用することを前提として入力していきます。 作業用のディレクトリはそれぞれの環境にあわせて変更してください。この画面で表示される VMwareTools-8.4.6-385536.tar.gz 以外のファイルは それぞれの環境において違ってきます。


 # cp VMwareTools-8.4.6-385536.tar.gz ../tmp/
 # cd ../tmp
 # ls -a

078.png


では、VMwareTools-8.4.6-385536.tar.gz を展開します。以下のように緑色の文字のところを入力して Enter キーを押します。


 # tar -zxvf VMwareTools-8.4.6-385536.tar.gz

079.png

080.png


今度はインストールの実行ファイルをさがしますので vmware-tools-distrib の中へ移動して、中に何があるのか確認してみます。
" vmware-install.pl " がインストール実行ファイルです。これを実行させるときに " ./ " を必ずつけてください。
以下のように緑色の文字のところを入力して Enter キーを押します。


cd vmware-tools-distrib
ls -a
FILES INSTALL    vmware-install.pl
./vmware-install.pl

081.png


ここで次々に問い合わせが来ますが、このまま標準でよかったら Enter キーを押すと続行します。 最後の yes と問い合わせているところもデフォルトが yes ですから Enter キーを押して答えます。

082.png


解像度の種類が表示されました。自分の環境にあわせて、一番下の行へ番号を入力して、Enter キーを押します。 ここでは例として 15 と入力してあります。

083.png



画面下のレモン色の VMware tools のメッセージが表示されていたスクリーンが表示されなくなりました。
下の赤い線で囲ったところを素直に入力していくか、システムを再起動させるか? Enjoy とメッセージが表示されています。
" reboot " と入力して Enter キーを押してシステムを再起動させましょう。

084.png



システムを再起動させました。

085.png


root ユーザで入ってみます。パスワードは入力しても表示されませんので間違えないように入力してください。

087.png

VMware Player の中の CentOS5.6 のデスクトップの初期画面です。下のようにフル画面にするには Ctrl キーと Alt キーを押したまま Enter キーを押します。

088.png


以上で CentOS5.6 に VMware Tools のインストールは無事に終了しました。
なお、前の VMware Workstion5.5.3 、CentOS4.5 にインストールした VMwareTools-5.53-34685.i386.rpm についてはこちらにあります。