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はじめてのCentOS

 

CentOS6.4をインストール CentOS6.4 を VMware Player にインストール

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2013年3月12日

CentOS6.4 ダウンロード

ftp://ftp.riken.go.jp/Linux/centos/6.4/isos/x86_64/ から CentOS-6.4-x86_64-bin-DVD1.isoCentOS-6.4-x86_64-bin-DVD2.iso をダウンロードします。ここで選択した CentOS-6.4-x86_64-bin-DVD1.iso と CentOS-6.4-x86_64-bin-DVD2.iso ファイルは 私のマシンが 64bit であるため x86_64 を選択しました。環境が 64bit ではないユーザは ftp://ftp.riken.go.jp/Linux/centos/6.4/isos/i386/ から CentOS-6.4-i386-bin-DVD1.isoCentOS-6.4-i386-bin-DVD2.iso をダウンロードします。

Centos がダウンロードできるミラーサイトは、ftp.nara.wide.ad.jpftp.tsukuba.wide.ad.jpmirror.fairway.ne.jpwww.ftp.ne.jpftp.iij.ad.jpftp.jaist.ac.jp などと、私がいつもお世話になる http://ftp.riken.jp です。
ダウンロード時が集中して混み合っているときなどは、なかなかダウンロードできない状態になってしまいますから、 余りダウンロード時間が遅かったり、途中で失敗などを繰り返すような場合は、各ミラーサイトのステータスを確認してみるのもいいかもしれません。



About VMware Player

vmware player バージョン



2013年3月12日時点での VMware Player のバージョン情報です。

この VMware Player は CentOS 5.9 の上で動作しています。

今回はこの CentOS 5.9 ホストマシンに、
ゲスト OS を CentOS 6.4 としてインストールしてみようと思います。


VMware Player CentOS6.4 をインストールするための設定

新規仮想マシンの作成


VMware Player を起動させ、
Create a New Virtual Machine を選択します。
( 新規仮想マシンの作成 )



新規仮想マシン作成ウイザード


これは " 新規仮想マシン作成ウイザード " の初めの画面です。

ここでは仮想マシンに与えるハードの容量や、CPU 、メモリなど、自分でカスタマイズしながら 進めていきたいと思いますので、いちばん下の I will install the operating system later. ( 後でOS をインストール ) を選択しておきます。

指定し終わったら、 " Next " と表示されているボタンをクリックして次の画面へと進みます。


ゲストOSの選択


今度は新しく作るゲストマシンの OS を選択する画面です。

" Guest Operating system " の項目では Linux を選択します。

" Version " のところではこの窓を開いて CentOS 64 bit を選択しておきます。

自分の環境の選択肢がなければ、なるべくそれに近いものを選択しておくか、" other " を選択してみるのもいいかもしれません。


選択し終わったら、 " Next " と表示されているボタンをクリックして次の画面へと進みます。


ゲストOSの格納場所


これは新しく作るゲストマシンを格納する場所を指定する画面です。

" Name " と書かれているフォームには新しく作るゲストマシンの名前を記入し、 " Browse… " と表示されているところの窓を開いて、保存しておく場所を指定します。



場所の指定が終わったら、 " Next " と表示されているボタンをクリックして次の画面へと進みます。


ディスク容量の割り当て


今度はディスク容量の割り当てです。最大を数値で指定しておきます。

インストールするゲスト OS が使える最大のハードディスクの容量を割り当て、 その割り当てたディスクを分割して使うか? " Split virtual disk into multiple files "
それとも単一のディスク " Store virtual disk as a single file " として使うかどうかを指定します。


指定が終わったら、 " Next " と表示されているボタンをクリックして次の画面へと進みます。


設定項目の確認画面


ゲストマシンの設定項目の確認画面です。

中央の白い窓にデフォルトのインストール状況が表示されています。
このままの設定で右下の " Finish " ボタンをクリックしてしまうと 仮想マシンのスペックがこのデフォルト状態で作られてしまいますので、ここでは 窓の下にある " Customize Hardware " と表示されているボタンを押して、 ハードウエアなどのカスタマイズに進みます。



VMware Player ハードウエアのカスタマイズ

ゲストマシンが使えるメモリの量を設定します。直接数値を入力するのも可能ですし、スライダーを動かして設定しても OK です。
メモリの量の設定


ゲストマシンの cpu を設定します。ホストマシンの環境を考慮の上変更します。
" Virtualization Engine " と書かれている所は Automatic となっているので、あえて変更しなくてもいいと思います。

CPUの設定


CD/DVD ドライブの設定をします。CentOS6.4 のインストール用メディアがどこにあるのか? CD/DVD メディアから直接読み込んでインストールするなら 変更の必要はないのですが、ここでは ISO ファイルでインストールしますので、下の " Use ISO image " の方を 選択して、 Browse… を開き、ISO ファイルがどこにあるのか場所を記しておきます。 この場合 CentOS6.4 のインストールが終了し、VMware Tools のインストールが終了したら Use physical drive のへ戻しておきます。

CPUの設定


ネットワーク接続の設定をします。
デフォルトでは " NAT " が選択されていますが、我が家の外部及び内部ネットワークの環境及び設定の容易さを考慮の上、
" Bridged " の方を選択します。 ここはそれぞれのユーザのネットワーク環境を考慮の上、選択してください。

ネットワーク接続の設定


Sound Cardの設定をします。ここはデフォルトで " Auto detect " となっていますので、このままお任せにしておきます。

Sound Cardの設定


プリンターの設定をします。ここは " connect at power on " が選択されていますので、このままにしておきます。

プリンターの設定


USB デバイスの設定をします。ここもとりあえずこのままにしておきます。

USB デバイスの設定


ディスプレイの設定です。最近はいろいろな解像度が必要とされているからかどうかわかりませんが、 あえてここで設定をしなくても自動で解決してくれるようになっているみたいです。

ディスプレイの設定

とりあえず急ぎ足でのカスタマイズが終了したら、画面右下にある " X Close " と表示されているボタンを押して、元の画面へ戻ります。

カスタマイズ確認画面


ゲストマシンの設定項目の確認画面です。

中央の白い窓に今度は今までカスタマイズしてきたインストール状況が表示されています。
これで CentOS 6.4 をインストールできる準備が整いましたので、 右下の " Finish " ボタンをクリックします。



ゲスト OS の Installation ガイドと VMware tools の Installation ガイドの画面です。 もし、次に表示させたくなかったら、画面左下に表示されている " Don't show this page agein " のところにチェックをつけて " X Close " ボタンを押します。

vmware CM画面


ここまでの VMware Player の設定を記すために撮ったキャプチャの元ははこちらにあります。

CentOS6.4 インストール

VMware player が再起動すると、左側ペインには今保存した CentOS 6.4 の名前が表示されているはずです。 これを選択し、右側ペインのやや下に表示されている " Play virtual machine " をクリックします。

vmware 起動画面


インストールオプションが表示されています。自分がなにをしたいのか選択できます。ここでは一番上のオプションを選択するのですが、 なにも分からなくて、どうすればいいのかわからない場合は、このまま放っておくと 60 秒後にインストール画面になります。

CentOS6.4 インストール始めの画面


この画面はインストールするメディアのテストをしようか? と云っています。ちゃんと正しくインストールデータが入っているかどうか? ダウンロードする時に破損していないかどうか? でも、結構時間がかかります。チェックをとりあえず、スキップしたい時には キーボードの " tab " キーを押して " Skip " と表示されているボタンを選択、 " Enter " キーで確定し、次のステップへ進めます。

インストールメディアのチェック


次の画面で " Next " ボタンを押すと、 " language " の選択画面が表示されます。

languageの選択


スクロールバーを下げて行くと途中に " Japanese(日本語) " とあります。 これを選択すると " Next " とかかれていたボタンが日本語で " 次 (N) " と 変化しますので、選択したまま " 次 (N) " ボタンを押し、次のステップへと進みます。

日本語の選択


今度はストレージの選択です。通常は " 基本ストレージデバイス " で大丈夫だと思います。 " エンタプライズストレージデバイス " は大規模システムなどを構築するときの選択肢だと私は思っています。 選択したら " 次 (N) " ボタンを押し、次のステップへと進みます。

ストレージの選択


これはストレージデバイスの警告画面です。CentOS6.4 をインストールするために与えた領域にはパーティションもしくは ファイルシステムが検出されなかったと云っています。ここへインストールすると元からあるデータが消えてしまう、と警告しています。
私の場合は、当然ながら何もない領域を与えたので、左側を選択したのですが・・・・。ここは各ユーザが自分が与えた領域の環境を考慮の上選択してください。

警告


ホスト名を入力し、ネットワークの設定と書かれているボタンをクリックして、ネットワーク接続の編集画面へと移動します。

ホスト名の設定


DHCP で自動接続ならば変更する必要はないのですが、もしも自分で iP 、DNS、プロキシやドメイン検索などの情報を提供したいのであれば、 ここで変更をしていきます。情報をすべてフォームに入力し終わったら " 適用 " と書かれているボタンを押して、元の画面へ戻ります。

ネットワークの設定1
ネットワークの設定2


地域の選択画面です。画面左下にチェックの入っている " システムクロックで UTC を使用 " となっていますが、必要でなければチェックをはずしておきます。 " UTC " とは、協定世界時のことであり、日本標準時 ( JST ) は UTC+9 をもって日本の標準時間とされます。 もしも日本標準時間を使用するなら、チェックをはずして " 次 (N) " と書かれたボタンを押します。

地域の選択


root ユーザのパスワードを設定します。余り単純なパスワードを設定すると下の画像のような警告が表示されますが、 それでもなお、このままでいい!! と思えば、" とにかく使用する " と選択して先へ進みます。

ルートユーザのパスワード設定


どのようにインストールするかを聞いています。とりあえず、私はすべてをお任せで勝手にやってね・・・と。そして又、警告が・・・・

インストールタイプの選択
ファイルシステム作成中


インストールするソフトウエアを選択します。画面下の " 今すぐカスタマイズ " と書かれているところに チェックをいれると、自分で選択することができるようになります。

ソフトウエアの選択


例えば、左側ペインで " デスクトップ " を選択し、右側ペインの " KDE デスクトップ " を選択すると窓の下に情報が表示されました。
" オプションパッケージが選択されました: 22 個内の 20 個 " と。これは 22 個の内 20 個選択されている、ということですから、残りの 2 個は 選択されていないことになります。なにが選択されていないのかを確認するには、" 追加パッケージ " と書かれたボタンをクリックすると見ることができます。

ソフトウエアの選択


ここまでの設定が終わるといよいよインストール終了間近です。 インストール終了の画面が表示されたら " 再起動 " のボタンを押すのですが、 ここで Ctrl キーを押したまま Alt キーを押していったんホストマシンの方へもどり、VMware Player の上部にあるメニューから Virtual Machine → Virtual Machine Settings → CD/DVD の設定を ISO ではない方へと変更しておきます。 つまり実機ドライブの方を選択することになります。もうインストールは終了したのですから。

ソフトウエアの選択


ここまでのインストール設定の元のキャプチャ画像はこちらにあります。

ようこそ画面

さ、やっとここまで来ることができました。これはライセンス情報の画面です。同意して次のステップへ進みます。

ライセンス情報


root 以外のユーザを作成します。そしてパスワードも設定します。あまり簡単なパスワードだと例によって警告文が表示されます。

ユーザの作成とパスワード


ここでは日付と時刻の設定をします。ローカルネットワークからの同期もここで設定できます。 万が一外部に接続できないような状態が出てきたときに下手するとコンピュータが起動しなくなる・・・なんて可能性も考慮しておきます。

日付と時刻


おや? kdump 設定ですね。今まで余りちゃんとこの画面が表示されたと覚えがないのですが・・・・・? いつからか、ちゃんと使えるようになったんですね~♪ 設定して、 " はい " を押すと再起動になります。

KDump


ここまでのようこそ画面のキャプチャの元ははこちらにあります。

CentOS6.4 いろいろなメニュー

今回インストールした CentOS6.4 のいろいろなメニューです。ここには表示されていないツールもまだたくさんありますが、 とりあえずこういうツールが CentOS にはあるんだな、というような感じで見てもらえたらいいと思います。

アプリケーション/アクセサリーアプリケーション/インターネット

オフィスソフトは OPenOffice から LibreOffice へと変わりましたね。まぁ、当然といえば当然なのですが・・・はい。
ここでよく使わせてもらうのは当然の事ながら、Draw とか Gimp とか、意外にも使えるものがたくさんあるので、助かっています。

アプリケーション/オフィス

ちょっと時間があいた時などには音楽をかけながら、ゲームでも・・・・

アプリケーション/ゲーム

システムの管理もできるようですね? ついでにプログラミングのお勉強も・・・・・

アプリケーション/システムツール


下の画像は私が常用している CentOS で、先日アップデートで 6.4 になった /usr/share/applications/ の中のツールです。

/usr/share/applications/

さらに /usr/share/applications/kde4/ の中の kde ツールたちです。

/usr/share/applications/kde4/


Xfce

新規にインストールした CentOS6.4 には Xfce は含まれていないようですが、 私の常用している CentOS6.4 はずっとアップデートで上げてきたものなので、 /usr/share/applications/ の中に xfce がありましたので、 switchdesk で xfce デスクトップを見てみました。ランレベル3で起動し、コンソールに root ユーザでログインし、 switchdesk xfce と入力して Enter キーを叩くとメッセージが表示されますので、そうしたら startx と入力して Enter キーです。 gnome に戻すときは同じように switchdesk gnome で戻ります。
( switchdesk は switchdesk-4.0.8-7.el5.noarch.rpm をダウンロードして rpm -ivh switchdesk-4.0.8-7.el5.noarch.rpm と してインストールします。)

switchdesk xfce


起動しました。とりあえずデフォルトのパネルで入ってみます。初期状態のデスクトップ画面です。

xfce起動xfceデフォルトのデスクトップ画面


ちょっとデスクトップの背景を変更してみましょうね。

xfceデスクトップ背景の変更


これぞ、Xfce! ・・・ですかね??

xfce背景変更完了


この後、xfce を探し出してインストールしてみたページを書いてみました


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