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はじめてのUbuntu

 

Ubuntu 13.04 を VMware Player にインストールしてみたubuntu13.04をインストール

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2013年8月25日

 Ubuntu 13.04 ダウンロード

常用しているマシン 64bit CentOS5.9 に、 http://releases.ubuntu.com/raring/ から ubuntu-13.04-desktop-amd64.iso をダウンロードして、 CentOS5.9 上の VMWware Player 5.0.2 build-1031769 にインストールしてみました。
Debian 系のものをインストールしてみるのは初めてですので、ちゃんとインストールできるのかどうかもわからず、ましてや操作性もどうなることやらと思いましたが とりあえず、慣れた VMWare Player を使うわけですから、失敗したらまたやりなおせばいい、という気軽な気持ちでチャレンジしてみました。

インストールするOS選択画面


 Ubuntu 起動

VMWare Player にインストールが無事に済みました。

インストール後の起動画面


  grub の編集

VMWaretools をインストールするためには CUI で起動しなければなりません。Ubuntu って、どうやったら CUI で起動できるんでしょうか? 調べてみたら、/etc/default/grub を編集する必要があるそうですので、早々に grub を端末で開いてみました。 以下の操作は sudo して操作するか、 root にパスワードをつけて root アカウントを許可してから行います。 私は使い慣れている su - にしたいので、 passwd root でパスワードを付けてしまいました。
なお、ubuntu ではデフォルトのエディタが nano のようですので、私のように nano 初心者には慣れたエディタを先にインストールしておくか、 確認しておくかがよろしいかと思います。私は apt-get install vim で 使い慣れたものを入れてしまいました。


下の grub は初期状態のものです。


 # If you change this file, run 'update-grub' afterwards to update
 # /boot/grub/grub.cfg.
 # For full documentation of the options in this file, see:
 # info -f grub -n 'Simple configuration'
 
 GRUB_DEFAULT=0
 GRUB_HIDDEN_TIMEOUT=0
 GRUB_HIDDEN_TIMEOUT_QUIET=true
 GRUB_TIMEOUT=10
 GRUB_DISTRIBUTOR=`lsb_release -i -s 2> /dev/null || echo Debian`
 GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="quiet splash"    ←  ここを書き換える。
 GRUB_CMDLINE_LINUX=""
 
 # Uncomment to enable BadRAM filtering, modify to suit your needs
 # This works with Linux (no patch required) and with any kernel that obtains
 # the memory map information from GRUB (GNU Mach, kernel of FreeBSD ...)
 #GRUB_BADRAM="0x01234567,0xfefefefe,0x89abcdef,0xefefefef"
 
 # Uncomment to disable graphical terminal (grub-pc only)
 #GRUB_TERMINAL=console
 
 # The resolution used on graphical terminal
 # note that you can use only modes which your graphic card supports via VBE
 # you can see them in real GRUB with the command `vbeinfo'
 #GRUB_GFXMODE=640x480
 
 # Uncomment if you don't want GRUB to pass "root=UUID=xxx" parameter to Linux
 #GRUB_DISABLE_LINUX_UUID=true
 
 # Uncomment to disable generation of recovery mode menu entries
 #GRUB_DISABLE_RECOVERY="true"
 
 # Uncomment to get a beep at grub start
 #GRUB_INIT_TUNE="480 440 1"



以下のように編集しました。


 # If you change this file, run 'update-grub' afterwards to update
 # /boot/grub/grub.cfg.
 # For full documentation of the options in this file, see:
 # info -f grub -n 'Simple configuration'
 
 GRUB_DEFAULT=0
 GRUB_HIDDEN_TIMEOUT=0
 GRUB_HIDDEN_TIMEOUT_QUIET=true
 GRUB_TIMEOUT=10
 GRUB_DISTRIBUTOR=`lsb_release -i -s 2> /dev/null || echo Debian`
 #GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="quiet splash"    ←  元の行はコメントアウトして残しておく。
 GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="splash quiet text"    ←  ここに一行書き加えた。
 GRUB_CMDLINE_LINUX=""
 
 --- 以下略 ----


保存し終わったら、grub を update して再起動します。


 # update-grub    ←  grub をアップデートする。


 # reboot    ←  grub のアップデートが終わったら再起動する。


もし、VMware を使用していて、この方法でどうしてもうまくコンソール画面にならなかったら、Ctrl と Alt キーを同時に押したまま、 F1 (場合によっては F2 )キーを叩くとコンソール画面になります。 終わるときには、Ctrl + Alt キーを同時に押したまま、 F7 キーを叩きます。

 VMWare Tools インストール

CUI モードで起動してきたら root でログインし、Ctrl + Alt キーを押し、一度 VMware の外へ出ておいて VMWare のメニューから install VMWare_Tools を選択し、また、VMWare へ戻り、VMWaretools をインストールします。


VMWaretools install


 # mount /dev/cdrom /media
 mount: block device /dev/sr0 is write-protected, mounting read-only

 # cd /media
 # ls -a
 VMwareTools-9.2.3-1031360.tar.gz

 # cp VMwareTools-9.2.3-1031360.tar.gz ../tmp    ←  media で作業はできないので、とりあえず ../tmp へコピーする。
 # cd ../tmp
 # ls -a
 VMwareTools-9.2.3-1031360.tar.gz

 # tar -zxvf VMwareTools-9.2.3-1031360.tar.gz     ←  展開

 # cd vmware-tools-distrib    ←  展開して出来た vmware-tools-distrib/ に移動
 # ls -a
FILES INSTALL    vmware-install.pl
 # ./vmware-install.pl    ←  vmware-install.pl をここで実行

vmware-install.pl を実行するとメッセージが表示されますが、ここで選択されている質問については一般的な事が選択されていますので、 わからなかったら、そのまま Enter キーを押して進めても構わないとおもいます。無事に終了すると Enjoy とメッセージが表示されますので、 そうしたら、reboot させるか、start x します。もし、もう、この CUI モードが必要なければ、このまま grub を元へもどします。


 # vi /etc/default/grub    ←  vi で grub を編集

ここでは vi にしましたが、これは使いやすいエディタで編集された方が無難かと思います。



 # If you change this file, run 'update-grub' afterwards to update
 # /boot/grub/grub.cfg.
 # For full documentation of the options in this file, see:
 # info -f grub -n 'Simple configuration'
 
 GRUB_DEFAULT=0
 GRUB_HIDDEN_TIMEOUT=0
 GRUB_HIDDEN_TIMEOUT_QUIET=true
 GRUB_TIMEOUT=10
 GRUB_DISTRIBUTOR=`lsb_release -i -s 2> /dev/null || echo Debian`
 #GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="quiet splash"    ←  コメントアウトの # をはずす。
 GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="splash quiet text"  ←  追加したこの行を削除するかコメントアウトする。
 GRUB_CMDLINE_LINUX=""
 
 --- 以下略 ----

編集し終わったら、保存し update-grub を実行して reboot します。



  vmwaretools のインストールについてはCentOS5.6CentOS6.4 などにもページがあります。

 ClassicMenu-Indicator

再起動した Ubuntu 13.04 Desktop です。
直感的に視覚で確認できるメニューがないので、 classicmenu-indicator をインストールしてみました。
インストール方法は、ソフトウェアセンターを使ってもよし、端末で sudo apt-get install classicmenu-indicator でも。

apt-get install classicmenu-indicator


 カスタマイズ

その他多少使い辛いところは、http://www.k5.dion.ne.jp/~r-f/sicklylife/memo/ubuntu1304/ さんへお邪魔して ページのタイトルの " Ubuntu 13.04をインストールした直後に行う設定 & インストールするソフト " そのままに、 1. グローバルメニューを無効にする / 3. Firefoxの設定を変更する / 他、 7.8.9. などを参考にさせて頂きながら、 カスタマイズし、 ついでに、テーマも zoncolor-themes-package を 参考に変更してみました。

以下私の Ubuntu 13.04 はこのようになりました。(このカスタマイズをしている最中に VMwarePlayer のバージョンが 6 に変わりました。)

ubuntu1304 after customaize

感想:いろいろなソフトがいっぱいあります。CentOS は安定志向ですので、なかなか使えないものもあるのですが、Ubuntu では使うことができますね~♪ CentOS に慣れてしまっている私としてはシステムを変えるのは勇気がいりますが、VMware の中へいれておいて、ツールを使うためのツールとしてはいいかも・・・・♪




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