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はじめての FreeBSD / Unix
はじめての FreeBSD

mini16.gif  はじめてのFreeBSD9.0 手引き

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2012年2月13日(月)


インストール環境について

以下のスペックを持つ 64bit CentOS にインストールされている Linux 用の VMWara Player に FreeBSD9.0 をインストールしてみました。
CPU : 64bit Hex Core ( 6 core )
Memory : 8GB
HDD : 500GB
ホスト O S : 64bit CentOS5.7

CentOS5.7 仮想環境


 VMWare Player の設定については、CentOS6.0 インストール の時の VMWare Player の設定を参考にご覧ください。

1. FreeBSD9.0 のダウンロード

FreeBSD のダウンロードページ ftp://ftp.jp.freebsd.org/pub/FreeBSD/releases/ISO-IMAGES/9.0/ より9.0 をダウンロード。

2. インストールについて

http://www.freebsd.org/doc/ja_JP.eucJP/books/handbook/bsdinstall.html のハンドブックを参照。
( FreeBSD の本家には、とても丁寧に作られているハンドブックがあります。ぜひご参考にどうぞ。)

前回の 8.0 の時のインストール時の画面とはちょっと変わったような気もしますが・・・・?
なお、このページで用いているコマンド類が、このページをお読みくださっているユーザさんすべての方たちに有効かどうか、 私には判断できませんので、もしも有効でない場合にはお調べくださいますようお願い致します。



3. X11 導入について

# pkg_add -r xorg
   ← Xorg の package を取得してインストール

xorg 設定
# cd /usr/local/lib/X11
   ← xorg.conf を作成のため移動。
# Xorg -configure
   ← Xorg コマンドの実行
# cp -p xorg.conf.new xorg.conf
   ← Xorg コマンドの実行によってできた xorg.conf.new ファイルを xorg.conf と名前をつけてコピー。


 xorg.conf を置く場所は /etc/X11/xorg.conf や /usr/local/etc/X11/xorg.conf になります。
ただし、FreeBSD9.0 においては X を積極的に管理しようと思わないのであれば、あえて xorg.conf を編集する必要はないようです。
#
pkg_add -r xorg
だけを実行すればいいことになります。
ハンドブックの以下のページを参照
6.3 X11 のインストール  http://www.freebsd.org/doc/ja_JP.eucJP/books/handbook/x-install.html
6.4.2 X11 の設定  http://www.freebsd.org/doc/ja_JP.eucJP/books/handbook/x-config.html
6.5 X11 でのフォントの使用  http://www.freebsd.org/doc/ja_JP.eucJP/books/handbook/x-fonts.html

なお FreeBSD8.0 インストール編集時に、上記のページを簡単にまとめたものが下記にあります。
多少の違いはあるかもしれませんが、よろしかったら参考程度にご覧ください。
http://mrs.suzu841.com/tebiki/freebsd80/primary_sources.html   5.xorg 導入 〜 を参照
FreeBSD8.0 の時の X 関連の設定等は、 gnome インストールのページにも書いてあります。 ほとんど記述方法に変化はないと思われます。

.xinitrc と .xsession について
/usr/local/lib/X11/xinit/ にある xinitrc がありますので、これをコピーして .xinitrc としてユーザホーム直下へ作ります。
さらに、もうひとつ .xsession という名前に変えて同じ場所へおきます。
内容は全く同じですが、 .xinitrc は、ユーザの設定が書いてあり、 .xsession はシェルが読み込む設定ファイルです。
ですから、 .xsession の方には #
 chmod 755 .xsession
としてパーミッションの変更を行っておきます。

4. gnome2 導入

ハンドブック http://www.freebsd.org/doc/ja_JP.eucJP/books/handbook/x11-wm.html のページを参照。
pkg_add -r gnome2
を利用して gnome のダウンロードが有効だと思われます。


5.ssh の設定

/etc/rc.conf にて ssh の有効・無効の確認をする。
sshd_enable="YES" となっていればOK。
また初期状態では root ユーザでのログインは無効になっているため、
/etc/ssh/sshd_config の PermitRootLogin の no を yes に変更しておくことと
PasswordAuthentication の no を yes に変更しておくこと。


 FreeBSD8.0 の時に編集したものがこちらにありますので、 もしよろしかったらご覧ください。

6. gnome デスクトップの起動

コンソール画面にて
# startx
 と入力して Enter キーを叩くと gnome デスクトップが起動してきます
Gnome2 Desktop

7. VMWaretools のインストール

VMWaretools のインストール方法は、windowsXP.Pro にインストールしてあったVMwarePlayer の時と基本的には変わりませんので、 よろしかったら CentOS5.6 インストール時に編集したページを参考程度にご覧ください。


 1. FreeBSD9.0 では何故かコンソール画面で
mount
して vmware-tools を実行させてもそんなものないよ、と 軽くあしらわれてしまう場合があります。何度やってもダメな場合は gnome デスクトップを起動させると、cd/dvd がマウントされて中にある vmware-tools が見えたりしますので、 その間に " vmware-freebsd-tools.tar.gz " を /tmp などへコピーしておいてから、ログアウトしてコンソール画面で、インストールすることが可能です。
 2. リモートで " vmware-freebsd-tools.tar.gz " をインストールはできませんので、ご注意ください。
 3. また、展開した vmware-tools-distrib/ にある vmware-install.pl を実行させると途中で "compat6x-amd64" がない といわれて停止してまうので、 vmware-install.pl を実行させる前に
pkg_add -r compat6x-amd64
としてインストールして おく方がよろしいかと思います。
 4. 初期状態では root でのログインは許可されていないため、リモートで root ユーザになる必要がある場合には /etc/ssh/sshd_configPermitRootLogin の部分と PasswordAuthentication の部分の no を yes に 変更して restart しておきます。ssh の設定変更についてはこちらを参考にどうぞ。