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Vine Linux5.1



インストール

何年ぶりかで Vine Linux を見てみることにしました。実に7年ぶりくらい・・・??
Vine Linux は Linux の中でも特に日本語に特化していて、私は好きでした。デスクトップとして使うには申し分ないと思うのです。
無料と有料とありますが、もちろん私が使うのは無料版です。


インストール用イメージについて

http://www.vinelinux.org/から自分の環境にあった ISO イメージをダウンロードして、 インストール用のCDやDVDを作ることができるようなソフトでインストールCD / DVD を作成します。無料でも結構つかえるようなものがたくさんありますから利用するといいかもしれません。私は CDBurnerXP を http://cdburnerxp.brothersoft.jp/download/ からダウンロードさせてもらいました。

※ インストールする環境は VMware Workstation5.5.3 にインストール用の領域を 30GB, メモリは 1024MB, CPU は Dual-Core という環境です


インストーラ起動画面

http://www.vinelinux.org/install-guide/install.html#boot-installer には、詳しい説明がありますので、ここでは簡単に説明していきます。

下の画面はインストーラが起動した画面です。通常はこのままデフォルトを選択した状態でEnterキーを押してしまいます。

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下の図のように画面がどんどん進んでいきます。
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次へ、という文字が書かれたボタンが出てくる画面が表示されるまで待ちます。
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ようこそ画面

やっとようこそ画面が表示されました。次へと書かれたボタンを押します。
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インストール時の言語の設定

インストールする時に使用する言語を選び、次へと書かれたボタンを押します。
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システム用のキーボードの選択

これも日本語を選択して、次へと進みます。
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インストールの種類

ここでは、とりあえずすべてを選択して、先へ進みますが、実は "すべて" を選択しても完全に "すべて" のものがインストールされるわけではないので、わかる方なら "カスタム" を選択して自分で選択するというのがよろしいのではないかと思います。

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ディスクパーティションの設定

なにもわからないから、自動ですべてやってね、という時には自動パーティションの設定にチェックが入っていることを確認し、次へと書かれたボタンを押します。

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http://www.vinelinux.org/install-guide/setup-partition.html に、説明がありますが、自分でパーティションを区切る場合には、Disk Druid を使用して、云々の方にチェックを付け直し、次へと書かれたボタンを押します。

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警告画面が出ますが、これは Vine Linux を入れる領域の初期化をするということですので、Yes のボタンを押します。
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ここから新規と書かれたところをクリックして、自分で割り当てていくのですが、基本的には、まず、最小限3つの領域を必要とします。
1.Boot 領域です。起動するための設定を書き込む場所ですので、100KB ~ 200KB 位が基準になります。
2.Swap 領域です。大体メモリの2倍くらいが基準になります。
3.残り全部。細かい設定は自動でしてくれます。( もちろん全部、自分で割り当ててもかまわないのですが・・・。)


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マウントポイント と書かれたところを開きます。
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まず最初に起動するための設定を書き込む場所である /boot を選択します。
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次に /boot の 容量 を決めます。通常は 100KB ~ 200KB が妥当といわれますが、私は 300KB 与えました。これでOKボタンを押します。
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元のディスクの設定画面に戻ると、今、作成した /boot 領域が表示されています。
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また、新規 ボタンを押します。
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今度は ファイルシステムタイプ のところをあけて、 swap を選択します。
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容量 はメモリの2倍を与えます。ここでは 1024MB 与えてありますので、それの2倍の 2048MB 与えて、OKボタンを押します。
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最後は、画像を省略してありますが、新規ボタンを押し、マウスポイント を開いて / を選択し、容量 は、最大容量まで使用 にチェックを入れてOKボタンを押します。

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元のディスクの設定画面です。設定した領域が3つ表示されているのを確認した上で次へと進みます。
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ブートローダの設定画面

ここでは特に必要がないかぎり変更することはないので、このまま次へと進みます。
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ネットワークの設定画面

余りネットワークのことがよくわからないようでしたら、このまま DHCP に任せて次へと進んでしまいましょう。
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自分でネットワークの設定をするのであれば、編集 と書かれたボタンを押します。
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DHCP と書かれているところについているチェックをはずします。
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自分で使用する IP を入力して編集が終ったらOKボタンを押します。
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元のネットワークの設定画面ですが、今度は、手動設定 になっています。ホストネームとゲートウェイと DNS を編集して次へと進みます。
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ファイアウォールの設定画面


初期状態では 有効 になっています。
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ファイアウォールが正しく設定されていて、内部ネットワークのセキュリティが十分に管理されているのであれば無効にしても、大丈夫・・・かな? (いずれにしても自己責任となります。保障はなにもありません。)。
すると下の画像のような 警告 が表示されますが、これも無視して 続行 ボタンを押して、次へと進みます。

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追加の言語の設定画面

初期状態では Japanese にしかチェックが付いていません。他にも必要ならチェックをつけてOKボタンをおします。

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タイムゾーンの設定画面

初期状態で アジア/ 東京 が選択されていれば、変更の必要はないので、そのまま次へと進みます。
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Rootパスワードの設定及び一般ユーザアカウントの作成の画面

root ユーザのパスワードとその他のユーザを登録する画面です。
root ユーザでは作業できないこともありますので、作業用ユーザを1名は確保するようにしてください。

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インストールパッケージの設定画面

ここではとりあえずデフォルトでのインストールを選択して、次へと進みます。
仮に "すべて" を選択したとしても、本当に全てをインストールできるわけではありませんから。
(インストール後に、" apt-get " や " synaptc " ツールを使用してソフトウェアの追加や削除をすることが出来ますし、 直接 " rpm " パッケージや " tar " など他の拡張子のパッケージをダウンロードしてインストールすることも可能です。)

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インストールの準備完了画面

ここまでで、今回、 Vine Linux をインストールするための設定は終了しましたので、次へ書かれたボタンを押します。
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パッケージのインストール画面

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パッケージインストール終了画面

インストールが無事完了したようですので、 再起動 のボタンを押します
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再起動

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ログイン画面

ユーザ名 と書かれているところへユーザ名を入れてEnterキーを押しますとパスワード入力になります。
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初期状態のデスクトップ画面

インストール終了後の再起動をした後の初期状態のデスクトップ画面です。
この段階でキーボードの入力、動作確認をしてみましたが、異常はありませんでした。

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