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Vine Linux5.1



インストール後にアプリケーションを追加する

インストール終了後に、使いたいアプリケーションや機能などの追加をする場合、 " Synaptic " というパッケージマネージャを使用して、 Vine5.1 のリポジトリを更新させます。 この操作を " Synaptic パッケージマネージャ " を使わずに apt-get コマンドで対応すると以下のようになります。

# apt-get update



 Synaptic パッケージマネージャ

以下の図のように上部システムメニュー → システム管理 → Synaptic パッケージマネージャ と選択していくと 表示させることができます。

synaptic_001.png


更新したいカテゴリを左側ペインで選択し、画面上部の再読込ボタンを押して表示されているパッケージデータを最新のものに更新します。
後は、すべてアップグレードをして、適用、するかどうか・・・になります。

synaptic_003.png

アップグレードは、apt-get の upgrade になります。

# apt-get upgrade





サンプル: bluefish を追加インストールしてみる

アプリケーションメニュー → プログラミング と開いてみましたが、私の Vine5.1 インストール直後ではビューア以外は何も入っていません。

app_000.png

システムメニュー → システム管理 → アプリケーションの追加と削除の項目を選択して表示させます。
bluefish の項目があり、行頭のトップにある四角にはチェックが入っていません。これはインストールされていない、ということです。
で、ここでチェックをつけて適用ボタンを押しても、何も選択されていませんと言われてしまいますので、先に Synaptic パッケージマネージャを見てみます。

app_001.png


システムメニュー → システム管理 → Synaptic パッケージマネージャ と開き、左側ペインで "アプリケーション/エディタ" と選択すると右側に " bluefish " が表示されました。

app_002.png


" bluefish " の行頭の黄色の星のアイコンがついている四角の中でクリックします。

app_004.png


" インストール指定 " と書かれたところだけがあるメニューが表示されました。それを選択します。

app_005.png


" bluefish " の行頭にある黄色い星のアイコンが黄色の矢印のアイコンに変化し、メニュー上部の適用と書かれた緑色のクリックアイコンが表示されましたので、これをクリックします。

app_006.png


サマリの確認が表示されますので、インストールされるパッケージの行頭についている三角のアイコンをクリックしてなにがインストールされるのかを確認して 支障がなければ、適用と書かれたボタンを押します。

app_007.png


インストールが始まりました。
app_008.png


インストールが終了すると、" bluefish " の行頭の四角の色が緑色に変化しています。これはインストールされたという印です。

app_009.png


システムメニュー → システム管理 → アプリケーションの追加と削除の項目を選択して表示させてみると、今度はちゃんとチェックがついています。

app_010.png


アプリケーションメニュー → プログラミング と開いてみると今度はちゃんと " bluefish " が表示されましたので、これを選択してクリックすると " bluefish " の起動中・・・の画像が表示されました。

app_011.png


" bluefish " の起動直後の画像です。
app_012.png


ここまでの " Synaptic パッケージマネージャ " の更新後にインストール作業は、 apt-get コマンドの install になります。


# apt-get install bluefish

※ 但し、" apt-get install " はあくまでも " Synaptic パッケージマネージャ " のパッケージデータに登録されているものだけについて有効です。


apt-get install が使えないソフトの追加について

rpm パッケージのものなら、rpm -ivh または rpm -Uvh のどちらかでインストール可能です。
rpm -ivh は新規インストールの時、 rpm -Uvh はバージョンアップの時といわれますが、実は新規インストールでも使えます。 rpm -Uvh はあればアップデート、なければインストールということになります。もしも rpm パッケージに対応しているのであれば、なるべくそれをもらいましょう。

サンプル:例えば、flash-plugin-10.1.82.76-release.i386.rpm ファイルをインストールする場合は以下のようにします。


# rpm -Uvh flash-plugin-10.1.82.76-release.i386.rpm

上記では -Uvh を使いましたが、今までに flash plugin が入ってなければ -ivh でも大丈夫だと思います。


また、rpm パッケージ以外のものでも、拡張子ごとの仕様に沿って解凍・インストールすることができます。






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