… xen kernel の起動を標準にもどす

neko1sa.gif xen kernel での起動を標準 kernel に変更する

windows xp pro の中で動かしているvmware の中の centos5.1 。
バーチャル環境なので非力です。ゆえに xen kernel で動かしたりしたら、とんでもなく遅くて重い。
そういうわけで xen kernel で起動するのをやめて、標準 kernel で起動させる方法です。



centos5.1 grub.conf

centos 5.1 のブートローダの設定ファイルは、 /boot/grub/ にある「 grub.conf 」です。
まず、ここへ行きます。画面上で右クリックして、コンテキストメニューから「端末」を選択します。

「 oboo 」はユーザの名前になります。「hogehoge」 は server 名です。
もし、一般ユーザで入っているなら、特権ユーザである「 root 」になって操作してください。
端末上で「 su - 」と入力し、Enter キーを押すと、「 root 」のパスワードを求められます。
以下は「 root 」になっているものとして、説明をします。


# less /boot/grub/grub.conf

上のように太字の部分を入力してEnter キーを押します。

下のように書かれたものが表示されます。
ここではすでに「 # (シャープ) 」でコメントアウトされたところがありますが、これは前の時に xen kernel をコメントアウトしたものです。今回は「 2.6.18-53.1.13.el5xen 」で起動しないようにします。
# grub.conf generated by anaconda
#
# Note that you do not have to rerun grub after making changes to this file
# NOTICE: You have a /boot partition. This means that
#   all kernel and initrd paths are relative to /boot/, eg.
#   root (hd0,0)
#   kernel /vmlinuz-version ro root=/dev/VolGroup00/LogVol00
#   initrd /initrd-version.img
#boot=/dev/sda
default=0 ← 何番目の kernel で起動するか、という事
timeout=5 ← 起動画面の待ち時間(この場合は5秒後に起動開始になる)
splashimage=(hd0,0)/grub/splash.xpm.gz
hiddenmenu
title CentOS (2.6.18-53.1.13.el5xen) ←ここから
root (hd0,0)
kernel /xen.gz-2.6.18-53.1.13.el5
module /vmlinuz-2.6.18-53.1.13.el5xen ro root=/dev/VolGroup00/LogVol00 rhgb quiet
module /initrd-2.6.18-53.1.13.el5xen.img ←ここまで
title CentOS (2.6.18-53.1.13.el5)
root (hd0,0)
kernel /vmlinuz-2.6.18-53.1.13.el5 ro root=/dev/VolGroup00/LogVol00 rhgb quiet
initrd /initrd-2.6.18-53.1.13.el5.img
title CentOS (2.6.18-53.1.6.el5)
root (hd0,0)
kernel /vmlinuz-2.6.18-53.1.6.el5 ro root=/dev/VolGroup00/LogVol00 rhgb quiet
initrd /initrd-2.6.18-53.1.6.el5.img
title CentOS (2.6.18-53.1.4.el5)
root (hd0,0)
kernel /vmlinuz-2.6.18-53.1.4.el5 ro root=/dev/VolGroup00/LogVol00 rhgb quiet
initrd /initrd-2.6.18-53.1.4.el5.img
# title CentOS (2.6.18-53.el5xen)
#   root (hd0,0)
#   kernel /xen.gz-2.6.18-53.el5
#   module /vmlinuz-2.6.18-53.el5xen ro root=/dev/VolGroup00/LogVol00 rhgb quiet
#   module /initrd-2.6.18-53.el5xen.img
title CentOS-base (2.6.18-53.el5)
root (hd0,0)
kernel /vmlinuz-2.6.18-53.el5 ro root=/dev/VolGroup00/LogVol00 rhgb quiet
initrd /initrd-2.6.18-53.el5.img

←ここから ~ ←ここまで」と書かれたところの行頭に「 # (シャープ) 」を入力する事で「コメントアウト」できます。

まず、「 v 」キーを叩きます。次に「 i 」キーを叩きます。
これは「 less 」コマンドで開いたファイルを、そのまま「 vim 」で編集するモードに切り替える方法です。
後は、普通に行頭へ「 # (シャープ) 」を入力していきます。
終わったら、キーボードの「 Esc (エスケープ) 」キーを叩き、次に「 : (コロン) 」を押して、最後に「 wq 」とキーを打って終わります。「 wq 」の「 w 」は「 write 」であり、「 q 」は「 quit 」のことです。
さて、以上で操作を終了すると下の画像のようになります。

「 less 」コマンドから抜ける時には「 q 」キーを叩きます。そして端末を終了する時には「 exit 」です。もし、一般ユーザから「 root 」ユーザになったのでしたら、一般ユーザに戻るために、終了の「 exit 」の前に、「 root 」ユーザを抜けるための「 exit 」を打ちます。
つまり、
1. 「 less 」コマンドから抜けるための「 q 」キー
2. 「 root 」ユーザを抜けるための「 exit 」キー
3. 端末を終了するための「 exit 」キー
という具合に「 exit 」キーを2度続けて叩くことになります。
もちろん、一般ユーザから「 su - 」を使って「 root 」になったのでなければ、「 exit 」キーは1度でだけです。


試しにシステムを reboot させてみると以下の画像のようになって起動しました。
reboot するには、端末で「 reboot 」と入力するのと、もうひとつ「 shutdown -r now 」と入力する方法があります。


本来なら、kernel の更新時にチェックをして xen kernel が更新されないようにすればいいのですが、つい、うっかり更新してしまった場合には、ちょっと面倒くさいですけど、この手を使います。