eclipse3.4.1のインストールと日本語化
2009年2月現在の私の Linux マシンのバージョンです。
OS : CentOS 5.2 (Kernel 2.6.18-92.1.22. el5 on an i686)
CentOS 5には eclipse3.2.1 が標準でパッケージ化されていますが、ここではEclipse Classic 3.4.1 を一般ユーザである hoge の home にダウンロードして日本語化してみたいと思います。
eclipse3.4.1のダウンロードとインストール
まず、hogeユーザでログインします。これはそれぞれの環境に合わせたユーザでログインされてくださいますように。
次にブラウザを起動させ、 http://www.eclipse.org/downloads/ からEclipse Classic 3.4.1 のLinux版をダウンロードしてきます。
私のマシンは32ビットですから、Linux 32bit と書かれているところをクリックしてダウンロードします。
これはそれぞれの環境に合わせてダウンロードしてくださいますように。
もし、自分でわからなかったらマシンのマニュアルを見てくださるか、以下のように uname コマンドで調べるか、 proc を使うと情報を得ることが出来ます。
$ uname -a
proc を使う時には以下のようにします。
$ cat /proc/cpuinfo
とりあえず、hogeユーザのデスクトップ上に eclipse-SDK-3.4.1-linux-gtk.tar.gz という圧縮ファイルがダウンロードされました。
まずはmvコマンドで以下のように入力して eclipse-SDK-3.4.1-linux-gtk.tar.gz をhogeユーザのhomeに移動させてしまいます。
$ mv eclipse-SDK-3.4.1-linux-gtk.tar.gz /home/hoge/
これで eclipse-SDK-3.4.1-linux-gtk.tar.gz は hogeユーザのhomeに移動したと思いますので、ここで展開します。 展開させるには eclipse-SDK-3.4.1-linux-gtk.tar.gz のファイル上で右クリックし、コンテキストメニューの中にある 「ここで展開」を選択して展開させる方法と、端末で tar -zxvf と展開させるか、どちらかです。
端末でコマンドを使って展開させるには下のように入力して、Enter キーを押します。
$ tar -xvzf eclipse-SDK-3.4.1-linux-gtk.tar.gz
この場合の -xvzf という文字列の順は不同でかまわないそうです。
さらに、この時の - (ハイフン)もあってもなくてもどちらでもかまわないそうです。
eclipse というディレクトリが展開によって新しくできましたでしょうか?
出来ていましたら、cdコマンドで移動して中を見てみましょう。自分が hogeユーザのhomeにいるとします。
$ cd eclipse/
$ ls -a
いかがでしたでしょうか? 私の場合は下のようになっていますが・・・???
赤い矢印のものがeclipseの実行ファイルになります。
このままでも動く事は動きますが、英語なので次は日本語化をしてしまいたいと思います。
次にブラウザを起動させ、 http://www.eclipse.org/downloads/ からEclipse Classic 3.4.1 のLinux版をダウンロードしてきます。
私のマシンは32ビットですから、Linux 32bit と書かれているところをクリックしてダウンロードします。
これはそれぞれの環境に合わせてダウンロードしてくださいますように。
もし、自分でわからなかったらマシンのマニュアルを見てくださるか、以下のように uname コマンドで調べるか、 proc を使うと情報を得ることが出来ます。
$ uname -a
proc を使う時には以下のようにします。
$ cat /proc/cpuinfo
まずはmvコマンドで以下のように入力して eclipse-SDK-3.4.1-linux-gtk.tar.gz をhogeユーザのhomeに移動させてしまいます。
$ mv eclipse-SDK-3.4.1-linux-gtk.tar.gz /home/hoge/
これで eclipse-SDK-3.4.1-linux-gtk.tar.gz は hogeユーザのhomeに移動したと思いますので、ここで展開します。 展開させるには eclipse-SDK-3.4.1-linux-gtk.tar.gz のファイル上で右クリックし、コンテキストメニューの中にある 「ここで展開」を選択して展開させる方法と、端末で tar -zxvf と展開させるか、どちらかです。
端末でコマンドを使って展開させるには下のように入力して、Enter キーを押します。
$ tar -xvzf eclipse-SDK-3.4.1-linux-gtk.tar.gz
この場合の -xvzf という文字列の順は不同でかまわないそうです。
さらに、この時の - (ハイフン)もあってもなくてもどちらでもかまわないそうです。
eclipse というディレクトリが展開によって新しくできましたでしょうか?
出来ていましたら、cdコマンドで移動して中を見てみましょう。自分が hogeユーザのhomeにいるとします。
$ cd eclipse/
$ ls -a
いかがでしたでしょうか? 私の場合は下のようになっていますが・・・???
赤い矢印のものがeclipseの実行ファイルになります。
このままでも動く事は動きますが、英語なので次は日本語化をしてしまいたいと思います。
日本語化プラグイン Pleiades (プレアデス)のダウンロード
http://mergedoc.sourceforge.jp へ行き
eclipse の日本語化プラグインである Pleiades (プレアデス)を貰ってきます。Linux版をダウンロードしますので Pleiades All in One
ではありませんので間違えないようにしてください。
Pleiades 本体ダウンロードのところで、最新版1.3.0.1 をクリックします。
デスクトップ上に Pleiades.zip がダウンロードされました。
これをこの場所で展開してしまいます。
zipファイルですから、unzipを用いて展開してもいいでしょうし、先ほどと同じように、このzipファイル上で右クリックし、コンテキストメニューから「この場所で展開」を選択してもいいと思います。
Pleiades 本体ダウンロードのところで、最新版1.3.0.1 をクリックします。
デスクトップ上に Pleiades.zip がダウンロードされました。
これをこの場所で展開してしまいます。
zipファイルですから、unzipを用いて展開してもいいでしょうし、先ほどと同じように、このzipファイル上で右クリックし、コンテキストメニューから「この場所で展開」を選択してもいいと思います。
日本語化
展開した pleiades ディレクトリの中には features, plugins, readme という3つのディレクトリが出来ていると思います。
この readmeディレクトリの中に readme_pleiades.txt という名前のファイルがありますから、それに従います。
このファイルの中ほどにインストール、アンインストールと書かれているところがあります。
まず、ここで書かれている通り、hogeユーザのhomeにある eclipse の features と plugins に pleiades の中の features と plugins をコピーして上書きします。
次に eclipse.ini の最終行に -javaagent:plugins/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades/pleiades.jar を追加 とありますから、、hogeユーザのhomeにある eclipse の 中の eclipse.ini を開き、書き加えます。
下のテキストがデフォルトの eclipse.ini です。
-startup
plugins/org.eclipse.equinox.launcher_1.0.101.R34x_v20080819.jar
--launcher.library
plugins/org.eclipse.equinox.launcher.gtk.linux.x86_1.0.101.R34x_v20080805
-showsplash
org.eclipse.platform
--launcher.XXMaxPermSize
256m
-vmargs
-Xms40m
-Xmx256m
上の eclipse.ini に、下の緑色で書かれた一行を書き加えます。
-startup
plugins/org.eclipse.equinox.launcher_1.0.101.R34x_v20080819.jar
--launcher.library
plugins/org.eclipse.equinox.launcher.gtk.linux.x86_1.0.101.R34x_v20080805
-showsplash
org.eclipse.platform
--launcher.XXMaxPermSize
256m
-vmargs
-Xms40m
-Xmx256m
-javaagent:plugins/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades/pleiades.jar
では、これで起動オプションに -clean をつけて、端末から eclipse を起動させてみます。
デスクトップの何もないところで右クリックして端末を選択します。
以下のように入力して、Enter キーを押します。自分はhogeユーザのhomeにいるものとします。
$ cd eclipse/
$ ./eclipse -clean
いかがでしょうか? 無事に日本語で表示されました。
では、もうひとつの方法を試してみたいと思います。
先の readme_pleiades.txt のインストール、アンインストールのところの3番目です。
Pleiades スプラッシュ画像を使う場合は、云々と書かれています。これを試してみたいと思います。
ただし、この方法はEclipse 3.3 以降と書かれていますのでそれ以前のEclipse では設定が反映されないかもしれません。 ここで日本語化に使用しているのは3.4.1 ですから、おそらく大丈夫だと思います。
では、先ほど書き直したほうの eclipse.ini をもう一度開きます。
-startup
plugins/org.eclipse.equinox.launcher_1.0.101.R34x_v20080819.jar
--launcher.library
plugins/org.eclipse.equinox.launcher.gtk.linux.x86_1.0.101.R34x_v20080805
#-showsplash
# org.eclipse.platform
--launcher.XXMaxPermSize
256m
-vmargs
-Xms40m
-Xmx256m
-javaagent:plugins/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades/pleiades.jar
上のように真ん中当たりにある -showsplash, org.eclipse.platform の2行を # (シャープ)でコメントアウトしてしまいます。これだけですから、戻す時にはこの # だけを消してしまえば元へ戻せます。
こうすると何が変わるのか? 先ほどと同じように端末から起動させてみます。 -cleanオプションはつけてもつけなくてもどちらでも大丈夫だと思います。自分の居るところは先ほどと同じようにhogeユーザのhomeにいるものとしますので、まずeclipseの中へ移動します。
$ cd eclipse/
$ ./eclipse -clean
起動する時のイメージが変化しました。
eclipse3.4.1 も無事に日本語化できました。これで安心して使うことができそうです。
このファイルの中ほどにインストール、アンインストールと書かれているところがあります。
インストール / アンインストール
──────────────────────────────────────────────
1. pleiades_x.x.x.zip を解凍し、plugins、features ディレクトリーを
ディレクトリーに コピー。
2. eclipse.ini の最終行に以下の記述を追加。
-javaagent:plugins/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades/pleiades.jar
(Windows 以外の場合は後述の Eclipse 起動オプション参照)
(Eclipse 3.3 以降)
3. Pleiades スプラッシュ画像を使う場合は eclipse.ini の 1、2 行目の -showsplash org.eclipse.platform を削除。
Pleiades をバージョンアップした場合や他のプラグインをインストールした場合は起動オプションに -clean を指定してください。Windows の場合は同梱している "eclipse.exe -clean.cmd" で -clean 起動できます。 初回起動時は自動的に -clean モードで起動します。-clean での起動は、現在の環境に合わせて次回以降の 実行速度を Pleiades が最適化しますが、通常よりかなり遅くなるため、-clean の常用は避けてください。 -clean 起動の後、5~6 回 通常起動すると、不要な辞書をロードしなくなるため軽くなります。
──────────────────────────────────────────────
1. pleiades_x.x.x.zip を解凍し、plugins、features ディレクトリーを
2. eclipse.ini の最終行に以下の記述を追加。
-javaagent:plugins/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades/pleiades.jar
(Windows 以外の場合は後述の Eclipse 起動オプション参照)
(Eclipse 3.3 以降)
3. Pleiades スプラッシュ画像を使う場合は eclipse.ini の 1、2 行目の -showsplash org.eclipse.platform を削除。
Pleiades をバージョンアップした場合や他のプラグインをインストールした場合は起動オプションに -clean を指定してください。Windows の場合は同梱している "eclipse.exe -clean.cmd" で -clean 起動できます。 初回起動時は自動的に -clean モードで起動します。-clean での起動は、現在の環境に合わせて次回以降の 実行速度を Pleiades が最適化しますが、通常よりかなり遅くなるため、-clean の常用は避けてください。 -clean 起動の後、5~6 回 通常起動すると、不要な辞書をロードしなくなるため軽くなります。
まず、ここで書かれている通り、hogeユーザのhomeにある eclipse の features と plugins に pleiades の中の features と plugins をコピーして上書きします。
次に eclipse.ini の最終行に -javaagent:plugins/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades/pleiades.jar を追加 とありますから、、hogeユーザのhomeにある eclipse の 中の eclipse.ini を開き、書き加えます。
下のテキストがデフォルトの eclipse.ini です。
-startup
plugins/org.eclipse.equinox.launcher_1.0.101.R34x_v20080819.jar
--launcher.library
plugins/org.eclipse.equinox.launcher.gtk.linux.x86_1.0.101.R34x_v20080805
-showsplash
org.eclipse.platform
--launcher.XXMaxPermSize
256m
-vmargs
-Xms40m
-Xmx256m
上の eclipse.ini に、下の緑色で書かれた一行を書き加えます。
-startup
plugins/org.eclipse.equinox.launcher_1.0.101.R34x_v20080819.jar
--launcher.library
plugins/org.eclipse.equinox.launcher.gtk.linux.x86_1.0.101.R34x_v20080805
-showsplash
org.eclipse.platform
--launcher.XXMaxPermSize
256m
-vmargs
-Xms40m
-Xmx256m
-javaagent:plugins/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades/pleiades.jar
では、これで起動オプションに -clean をつけて、端末から eclipse を起動させてみます。
デスクトップの何もないところで右クリックして端末を選択します。
以下のように入力して、Enter キーを押します。自分はhogeユーザのhomeにいるものとします。
$ cd eclipse/
$ ./eclipse -clean
いかがでしょうか? 無事に日本語で表示されました。
では、もうひとつの方法を試してみたいと思います。
先の readme_pleiades.txt のインストール、アンインストールのところの3番目です。
インストール / アンインストール
──────────────────────────────────────────────
1. pleiades_x.x.x.zip を解凍し、plugins、features ディレクトリーを<ECLIPSE_HOME>ディレクトリーに コピー。
2. eclipse.ini の最終行に以下の記述を追加。
-javaagent:plugins/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades/pleiades.jar
(Windows 以外の場合は後述の Eclipse 起動オプション参照)
(Eclipse 3.3 以降)
3. Pleiades スプラッシュ画像を使う場合は eclipse.ini の 1、2 行目の -showsplash org.eclipse.platform を削除。
Pleiades をバージョンアップした場合や他のプラグインをインストールした場合は起動オプションに -clean を指定してください。 Windows の場合は同梱している "eclipse.exe -clean.cmd" で -clean 起動できます。 初回起動時は自動的に -clean モードで起動します。-clean での起動は、現在の環境に合わせて次回以降の実行速度を Pleiades が最適化しますが、 通常よりかなり遅くなるため、-clean の常用は避けてください。 -clean 起動の後、5~6 回 通常起動すると、不要な辞書をロードしなくなるため 軽くなります。
──────────────────────────────────────────────
1. pleiades_x.x.x.zip を解凍し、plugins、features ディレクトリーを<ECLIPSE_HOME>ディレクトリーに コピー。
2. eclipse.ini の最終行に以下の記述を追加。
-javaagent:plugins/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades/pleiades.jar
(Windows 以外の場合は後述の Eclipse 起動オプション参照)
(Eclipse 3.3 以降)
3. Pleiades スプラッシュ画像を使う場合は eclipse.ini の 1、2 行目の -showsplash org.eclipse.platform を削除。
Pleiades をバージョンアップした場合や他のプラグインをインストールした場合は起動オプションに -clean を指定してください。 Windows の場合は同梱している "eclipse.exe -clean.cmd" で -clean 起動できます。 初回起動時は自動的に -clean モードで起動します。-clean での起動は、現在の環境に合わせて次回以降の実行速度を Pleiades が最適化しますが、 通常よりかなり遅くなるため、-clean の常用は避けてください。 -clean 起動の後、5~6 回 通常起動すると、不要な辞書をロードしなくなるため 軽くなります。
Pleiades スプラッシュ画像を使う場合は、云々と書かれています。これを試してみたいと思います。
ただし、この方法はEclipse 3.3 以降と書かれていますのでそれ以前のEclipse では設定が反映されないかもしれません。 ここで日本語化に使用しているのは3.4.1 ですから、おそらく大丈夫だと思います。
では、先ほど書き直したほうの eclipse.ini をもう一度開きます。
-startup
plugins/org.eclipse.equinox.launcher_1.0.101.R34x_v20080819.jar
--launcher.library
plugins/org.eclipse.equinox.launcher.gtk.linux.x86_1.0.101.R34x_v20080805
#-showsplash
# org.eclipse.platform
--launcher.XXMaxPermSize
256m
-vmargs
-Xms40m
-Xmx256m
-javaagent:plugins/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades/pleiades.jar
上のように真ん中当たりにある -showsplash, org.eclipse.platform の2行を # (シャープ)でコメントアウトしてしまいます。これだけですから、戻す時にはこの # だけを消してしまえば元へ戻せます。
こうすると何が変わるのか? 先ほどと同じように端末から起動させてみます。 -cleanオプションはつけてもつけなくてもどちらでも大丈夫だと思います。自分の居るところは先ほどと同じようにhogeユーザのhomeにいるものとしますので、まずeclipseの中へ移動します。
$ cd eclipse/
$ ./eclipse -clean
起動する時のイメージが変化しました。
eclipse3.4.1 も無事に日本語化できました。これで安心して使うことができそうです。