孫娘の音楽会の時に撮った動画をサンプルとして使用します。
実はババ馬鹿で、いつでも孫娘の声を聞いていたい・・・と言う理由から音だけの CD にしてしまえば・・と思ったのです。
かわいい声で一生懸命歌っている声を車の中でもなんでも聞いていたい・・・下手であろうと、音程が狂おうとそれもまた愛しいでしょ?
mp4 の動画ファイルなどから、動画だけを取り除いて音声のみを抽出し、同じ mp4 ファイルを作りたい場合には、 ffmpeg のオプションである -vn をつければよい。
サンプル : ffmpeg -i "孫娘の音楽会.mp4" -acodec libmp3lame -ab 128 -vn "孫娘の音楽会2.mp4"
1. mp3 に変換 ( 音声データのみ抽出のため )
2. wav 形式に変換
3. wav ファイルを CD に書き込む ( 音楽CDを作ることができるツールを使う )
なお、音量の編集も同時にしておきたい時には以下のようにオプションを指定しておくこと。
libmp3lame(リブエムピースリーレイム)は MPEG1 , MPEG2 , MPEG2.5のエンコーダーであり、44100 という値は MPEG1 のサンプリングレート
( 32KHz , 44.1KHz , 48KHz のうち 44.1KHz は libmp3lame のデフォルト) であり、vol 256 という値はボリュームのパラメータ ( 詳細は調べてないので確かではないが、おそらく 128 , 256 の倍数ではないかと思う。なお、 128 は 7bit , 256 は 8bit で 2013.08 現在では 8bit が主流ではないかと勝手に思っている。 )
故に音量の大小を編集したい時には、この vol の値を変更することで音量の調節が可能なはずだが、パラメータの値によっては切り捨てられてしまったり、対応しない場合もあるので要注意。
ffmpeg を使う場合は以下のようになる。
mpg123 を使う場合は以下のようになる
最後の手順として、音楽 CD を作成することができるツールで wav 形式のデータを書き込む。
私は、直感的に使うことができる K3b をよく使用するがレガシーなのでは X-CD-Roast などもある。
これは Centos 5 などではシステムツール → CD Writer として登録されている。
CentOS 5.9 の K3b
CentOS 6.4 の K3b