CentOS6.4, 6.5 rpmforge リポジトリと mplayer

mplayer のインストールと使い方

2013. 12. 08

mplayer をインストールするには rpmforge リポジトリが必要なのだが、centos 6.4 及び 6.5 ではデフォルトでは入ってないので、自力インストールする。

◇ rpmforge

1. yum -y install yum-plugin-priorities  <--  端末にて実行
    Complete!　と表示されれば無事完了。
    yum-plugin-priorities.noarch ***.el6 がインストールされる。

（下の CentOS-Base.repo の編集はしなくても大丈夫かもしれない）
    /etc/yum.repos.d/CentOS-Base.repo の編集。
    各セクションの末尾に以下を追記 ( できれば、この時コメントアウトして自分の記述したものが何のためかを書いておくと後でわかりやすい ) 。
    priority=1



2. GPGキーのインストール
    wget http://apt.sw.be/RPM-GPG-KEY.dag.txt  <--  RPM-GPG-KEY.dag を wget
    rpm --import RPM-GPG-KEY.dag.txt  <--  RPM-GPG-KEY.dag をインポート。




3. 64bit RPMforge リポジトリのインストール
    wget http://pkgs.repoforge.org/rpmforge-release/rpmforge-release-0.5.3-1.el6.rf.x86_64.rpm
    rpm -Uvh rpmforge-release-0.5.3-1.el6.rf.x86_64.rpm
    最新版は http://pkgs.repoforge.org/rpmforge-release/ よりダウンロードできる。
     確認は # ls -a /etc/pki/ で。



4. mplayer インストール
    yum install mplayer

◇ mplayer の起動と終了

基本的に mplayer の起動は端末か右クリックで表示されたメニューから選択する。
mplayer で表示させたいメディアの上で右クリックし、mplayer を指定、もしくは選択する。
もし表示されていないようなら、" メディアファイル上で右クリック " → " 別のアプリで開く " → " コマンドを直接指定する " → " /usr/bin/mplayer " と入力して " 開く " と表示されているボタンをクリック。

mplayer がインストールされていれば、これで起動してくるはずだが、もちろん、インストールされていない場合は起動してこないし、インストールする必要がある。

mplayer が起動して演奏が始まる。

mplayer の終了は、mplayer 上にマウスを置いてフォーカスしておいてからエスケープ ( Esc ) キーを押す。
一時停止はスペースキーを押す。

　メディアが複数あって、いちいち一曲づつ選択してなどと操作するのは面倒だと思うならば、プレイさせたいメディアをひとつのディレクトリに集めておいて、その中へテキスト形式で曲のファイル名を記述したプレイリストを作成し、その場所で端末を起動させ、mplayer コマンドで " mplayer -playlist ファイル名 " と入力して Enter キーを押すと、作成したプレイリストに記述されているメディアが動き出す。

◇ OSD 表示

演奏時間や進行時間など、メディアファイルを編集するときなどにはかなり重要な要素になると思われる OSD 。
mplayer 上で o ( オー ) キー を押すたびに表示が変化する。

◇ ボリューム及びその他の調整キー

音量の大小は数字キーの 0 ( zero ) と 9 ( nine ) で行う。 0 ( zero ) を押す度に音量が大きくなり、 9 ( nine ) を押す度に小さくなる。

画面上に調整状況が表示される

その他
全画面表示は f ( エフ ) キー。( 押す度に全画面と解除 )
画面の明暗は、数字の 3 で暗くなり、4 で明るくなる。( 少し長めに押すこと )
プレイリストで前のメディアや後ろのメディアを選択は、sihft キーと < か >　で戻る、進む。
左右の矢印で 10 秒ごとにメディアを戻したり、進めたり。
上下の矢印で 1 分ごとにメディアを戻したり進めたり。
pgdown キー、 pgup キーで 10 分ごとにメディアを戻したり進めたり。
+ ( プラス ) キー、 - ( マイナス ) キーで 0.1 秒ずつ画像と音の同期調整が可能。

◇ mplayer の help

Usage:   mplayer [options] [url|path/]filename

Basic options: (complete list in the man page)
-vo <drv>        select video output driver ('-vo help' for a list)
-ao <drv>        select audio output driver ('-ao help' for a list)
vcd://<trackno>  play (S)VCD (Super Video CD) track (raw device, no mount)
dvd://<titleno>  play DVD title from device instead of plain file
-alang/-slang    select DVD audio/subtitle language (by 2-char country code)
-ss <position>   seek to given (seconds or hh:mm:ss) position
-nosound         do not play sound
-fs              fullscreen playback (or -vm, -zoom, details in the man page)
-x <x> -y <y>    set display resolution (for use with -vm or -zoom)
-sub <file>      specify subtitle file to use (also see -subfps, -subdelay)
-playlist <file> specify playlist file
-vid x -aid y    select video (x) and audio (y) stream to play
-fps x -srate y  change video (x fps) and audio (y Hz) rate
-pp <quality>    enable postprocessing filter (details in the man page)
-framedrop       enable frame dropping (for slow machines)

Basic keys: (complete list in the man page, also check input.conf)
<-  or  ->       seek backward/forward 10 seconds
down or up       seek backward/forward  1 minute
pgdown or pgup   seek backward/forward 10 minutes
< or >           step backward/forward in playlist
p or SPACE       pause movie (press any key to continue)
q or ESC         stop playing and quit program
+ or -           adjust audio delay by +/- 0.1 second
o                cycle OSD mode:  none / seekbar / seekbar + timer
* or /           increase or decrease PCM volume
x or z           adjust subtitle delay by +/- 0.1 second
r or t           adjust subtitle position up/down, also see -vf expand

* * * SEE THE MAN PAGE FOR DETAILS, FURTHER (ADVANCED) OPTIONS AND KEYS * * *

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