iso イメージを ftp サイトからダウンロードする方法については、 iso イメージのダウンロード をご覧下さい。
また、CentOS を VMware Workstation にインストールする時の VMware Workstation の設定については VMware の設定をご覧下さいますよう。
CentOS5.4のインストールメディア(CD/DVD/ISOのどれか)を用意して、インストールを始めると下のような画面になります。
この画面の真ん中よりやや下の位置に文字が何行か表示されています。拡大すると以下のようになります。
これらは以下のような意味になります。
- To install or upgrade in graphical mode, press the <ENTER> key.
グラフィカルモードでインストール又はアップグレードする時はEnterキーを押す、という意味。
- To install or upgrade in text mode, type: linux text <ENTER>.
テキストモードでインストール又はアップグレードするなら linux text とタイプしてEnterキーを押す、という意味で、
タイプする場所は1番下の行の boot: _ と表示されているところへキーボードからタイプしていきます。
- Use the function keys listed below for more infomation.
もう少し詳しい説明が欲しかったら、下のファンクションキーから選んでください、という意味。
[F1-Main] [F2-Options] [F3-General] [F4-Kernel] [F5-Rescue]
boot: _ ← ここへタイプする。
上記を進めると黒い画面に文字列がバババっと表示されて次の画面に勝手に進みます。
メディアCDのテストをするかどうか聞いています。
テストをするならOKボタンを、テストをせずスキップして進めるならskipとかかれたボタンを押します。
マウスは使えないので、tabキー、スペースキー、矢印キーなどでボタンの移動をします。
メディアが大丈夫かどうか心配なようならばテストをされることをお勧めします。
ちょっと時間がかかるかもしれませんが・・・・
そうして次のステップへ進みます。
Nextと書かれているボタンを押します。
使用する言語を選択します。
スクロールバーを下げ、Japanese(日本語)を選択してNextと書かれたボタンを押します。
日本語に切り替わりました。次と書かれたボタンを押します。
ここで以下のようなメッセージが表示されました。
このCentOS5.4用のパーティションテーブルを組み込むことができなかったと言っています。 新規パーティションを作成するには初期化が必要なので、フォーマットするけれど、そうすると中にあるデータが全部 消えてしまうけれど、それでもいいか?と聞いています。ここでは新規インストールを前提としていますのではいと 書かれたボタンを押して次へ進みます。
赤い矢印のところをクリックして他に何があるのか見てみます。
ここでは新規インストールになりますから、すべてのパーティションを削除してデフォルトのレイアウトを作成します、を選択。
ここではネットワークの設定ができます。ネットワークの設定をする場合は編集と 書かれたボタンを押します。何もしない場合はそのまま次と書かれたボタンを押します。
下のような画面が表示されますので、もし、IPアドレスを設定したい場合はIPv4の Manual configurationと書かれているところをクリックすると編集することができます。
またIPv6を使わなければ以下のようにチェックをはずします。
こうしてホスト名、IPアドレスなどの編集が終わったら次と書かれたボタンを押します。
これは地域の選択画面です。
赤い矢印の先にある三角マークをクリックすると他の地域が選択できます。決定したら次と書かれたボタンを押します。
ここで入力したパスワードは忘れないでください。文字の入力間違いなどにも注意を。
自分で使うソフトを選択する画面です。デフォルトでは Desktop-Gnomeしか選択されていません。
自分で使うソフトにチェックをつけ、いますぐカスタマイズするの方をクリックし、 次と書かれたボタンを押します。
赤い矢印のところを見ると 37 of 43 optional packages selectedと表示されています。 つまり、43あるオプションパッケージのうち37だけが選択されている、と。
オプションパッケージと書かれているボタンをクリックして何があるのかを見ます。 インストールする必要があるものはチェックをつけて閉じると書かれているボタンを押します。
下ではアプリケーション の項目が選択され、右側にその中に含まれているソフト名があり、 Emaxにチェックがついていませんが、インストールしたかったらチェックをつけます。
Emaxにチェックをして窓の下の方のオプションパッケージと書かれたボタンの上を見ると、 3 of 5 otional packages selectedとあります。 右側のEmaxと書かれているところの上で右クリックをしてみてください。画面のような選択項目が表示されます。
こうして自分の必要とするソフトを確認しながらチェックをつけ、いらないソフトはチェックをはずしていき、 最後に次と書かれたボタンを押します。
これで次と書かれたボタンを押せばインストール画面になります。
インストールが終了したとメッセージが表示されましたので、インストールメディアをはずして、再起動のボタンを押します。
ようこそ画面です。後もう少しのステップが残っていますとメッセージが表示されています。
ファイアウォールの設定です。通常はこのままです。
SELinuxの設定です。一般の人が普通に使うのであれば余り必要ないのでは?
システムコールを見張っているので、あとからインストールしたソフトなどの起動をストップさせてしまうこともあります。私は無効にしてあります。
日付と時刻の設定です。 NTP(ネットワークタイムプロトコル)の設定が必要なら追加ボタンを押して編集します。
ユーザの作成です。rootユーザ以外のユーザを作成します。
サウンドカードの設定です。画面中央にあるスピーカを押して、サウンドのテストをします。
追加のCD。ここまででインストールし忘れたソフトがあったら、ここでインストールできます。
追加のCDをインストールしても、しなくても、終了ボタンを押すと 今までの設定を反映させるのに再起動を求められますのでOKボタンを押します。
X画面で再起動が始まりました。
このようにグラフィカルに見せる画面のことをCentOS/Linux などでは、X画面とかLevel5(レベル5)などといいます。
この画面は " ログイン画面 " とか " gdm gleeter " といいます。 最初にユーザ名を求められますので、ユーザ名を入力したらキーボードのEnterキーを押します。 すると今度はパスワードを求められますので、パスワードを入力し、Enterキーを押すとログインすることができます。
もし、上のようなログイン画面が表示されず、下のような黒い色で文字だけの画面が表示されてしまったら
login : と表示されているところへユーザ名を入れ、Enterキーを押し、さらにパスワードを求められますのでパスワードを入力して、 startx と入力してEnterキーを押します。
centos をシャットダウンする時には一度画面上でログアウトをして、そのあと、この黒い画面になったら shutdown -h now と入力してEnterキーを押す方法か、ログアウトする前の x 画面上で端末を出し、端末上で shutdown -h now と入力してEnterキーを押します。シャットダウンするのは root ユーザでなければできません。もし、一般ユーザで入ってしまったら、一度ログアウトして root ユーザになりシャットダウンコマンドを実行します。もちろん x 画面上の端末でも同じ操作ができます。
一般ユーザから root ユーザになるには su コマンドを実行します。su - これだけ入力してEnterキーを押すとroot ユーザのパスワードを求められますから、入力してEnterキーを押します。これだけです。
無事に起動されることを祈ります。