CentOS6.4 display, inittab, LANG 設定
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2013年3月14日
CentOS6.4 解像度の変更
まず最初にしなければならないのは、VMware ですから、 VMware tools をインストールしたいのですが、そのためには
inittab の変更をしなければなりません。でも、CentOS6.4 をインストールしたばかりの解像度は余りにも低すぎます。
もう少し解像度を上げて、画面を広げたいので、先にディスプレイの設定をとりあえずしようと思います。
CentOS の画面上部のシステムメニュー → 設定 → ディスプレイ と選択して表示された解像度の中から選択します。
inittab の編集 起動レベルの変更
inittab の編集は起動レベルを変更するために行います。デスクトップ画面上の何もないところで右クリックし、
" 端末の中で開く " を選択し、端末を表示させ、以下の用に緑色の文字を入力して /etc/ へ移動し、inittab を開きます。
# cd /etc/
# less inittab
# inittab is only used by upstart for the default runlevel.
#
# ADDING OTHER CONFIGURATION HERE WILL HAVE NO EFFECT ON YOUR SYSTEM.
#
# System initialization is started by /etc/init/rcS.conf
#
# Individual runlevels are started by /etc/init/rc.conf
#
# Ctrl-Alt-Delete is handled by /etc/init/control-alt-delete.conf
#
# Terminal gettys are handled by /etc/init/tty.conf and /etc/init/serial.conf,
# with configuration in /etc/sysconfig/init.
#
# For information on how to write upstart event handlers, or how
# upstart works, see init(5), init(8), and initctl(8).
#
# Default runlevel. The runlevels used are:
# 0 - halt (Do NOT set initdefault to this)
# 1 - Single user mode
# 2 - Multiuser, without NFS (The same as 3, if you do not have networking)
# 3 - Full multiuser mode
# 4 - unused
# 5 - X11
# 6 - reboot (Do NOT set initdefault to this)
#
id:5:initdefault: ← ここの値を編集するだけ
~
~
上部の用に表示された inittab ですが、これの一番下の行にある " id:5:initdefault: "
この値を " 5 " ではなく " 3 " と変更するだけです。
編集するのは、このままキーボードで v i とたたき、vi インサートモードに入り、編集し、終わったら、Esc キーをたたき、
コロン( : ) を叩き、wq と入力し、 less モードに戻ったら、 q キーを叩いて、元の端末に戻って exit で終了です。
もし、どうしてもわからなかったら、何か他のエディターで編集してもいいと思います。gedit や Leafpad などがデフォルトで入っていると思いますので、vi などの編集になれていないようであれば、そちらの方が使い勝手がいいかもしれません。
# inittab is only used by upstart for the default runlevel.
#
# ADDING OTHER CONFIGURATION HERE WILL HAVE NO EFFECT ON YOUR SYSTEM.
#
# System initialization is started by /etc/init/rcS.conf
#
# Individual runlevels are started by /etc/init/rc.conf
#
# Ctrl-Alt-Delete is handled by /etc/init/control-alt-delete.conf
#
# Terminal gettys are handled by /etc/init/tty.conf and /etc/init/serial.conf,
# with configuration in /etc/sysconfig/init.
#
# For information on how to write upstart event handlers, or how
# upstart works, see init(5), init(8), and initctl(8).
#
# Default runlevel. The runlevels used are:
# 0 - halt (Do NOT set initdefault to this)
# 1 - Single user mode
# 2 - Multiuser, without NFS (The same as 3, if you do not have networking)
# 3 - Full multiuser mode
# 4 - unused
# 5 - X11
# 6 - reboot (Do NOT set initdefault to this)
#
# id:5:initdefault: ← 元の値はそのままコメントアウトしておく
id:3:initdefault: ← ここへ新たに追記しておく
~
~
LANG
もしも、下のような画面が表示されて、変更したばかりに自分の言語環境が変わってしまって、メニューが全部英語表示になってしまったとか、
自分の思うようなテキスト表示でなくなってしまって、なにをどうしても元へ戻らないと言うときには、.bashrc を編集することで
元へ戻るかもしれません。
下の緑色の文字列を .bashrc の一番下でいいから追記しておく。
# export LANG=ja_JP.utf8
ただし、上の utf8 という環境は私の LANG 環境なのであり、これは各ユーザそれぞれの LANG 環境によって違っていると思われますので、
確認されてから編集する必要があると思います。確認方法は何種類かあるけれど、ここではもっとも簡単な方法を。
デスクトップ画面上の名にもないところを右クリックして端末を表示させます。以下のの操作は端末にて行います。
1つ目 ( 緑色の文字列を入力して、 Enter キーを押す。 )
# env | grep LANG
LANG=ja_JP.utf8 ← 答え
2つ目 ( 緑色の文字列を入力して、 Enter キーを押す。 )
# echo $LANG
ja_JP.utf8 ← 答え
追記:2013.11.25
もしも、無事にセットアップが済み、スムーズにデスクトップが面が表示されないような場合には、この export LANG=ja_JP.utf8 を試してみてください。これで画面が表示されるようになる場合があるようです。CentOS6.4 の環境では utf8 が標準で採用されているため、わざわざ utf8 などと指定せずとも大丈夫そうですが、指定しておかないと読み込めないものもあるみたいです。