/etc/rc.conf と /etc/ssh/sshd_config                     Home Top  |  戻る

ssh の設定

OS 導入時に ssh を有効にした場合は /etc/rc.conf にて ssh の有効を確認します。
初期状態のコンソール画面 vi で /etc/rc.conf を開きます。
緑色の文字列のところがその部分になり、赤い文字列の  sshd_enable="YES" という1行が確認する部分です。
この文字列が見当たらなければ編集して書き加えます。

vi /etc/rc.conf

# -- sysinstall generated deltas -- # Wed Feb 24 05:31:13 2010
# Created: Wed Feb 24 05:31:13 2010
# Enable network daemons for user convenience.
# Please make all changes to this file, not to /etc/defaults/rc.conf.
# This file now contains just the overrides from /etc/defaults/rc.conf.
defaultrouter="192.168.0.110"
hostname="hoge.beginner.local"
ifconfig_le0="inet 192.168.0.119 netmask 255.255.255.0"
keymap="jp.106"
moused_enable="YES"
sshd_enable="YES"
~


FreeBSD における sshd の設定は鍵認証が前提となっているので、以下の設定を行い、パスワード認証および root でのログインに対応させるようにします。 root でのログインはセキュリティ上望ましくはないものですが、初期作業をするために必要な措置としてとりあえず行います。 以下のように入力してviから開きます。

vi /etc/ssh/sshd_config

ここでもし、何も書かれていない sshd_config が開かれてしまったら、ファイル名を sshd_conf とするか、 もう一度自分の /etc/ssh/ の中をみて、それらしいファイルを探してみてください。

初期状態では、PermitRootLogin が no となっているところを yes とします。

# Authentication:

# PermitRootLogin no
PermitRootLogin yes


次に password authentication のところを、やはり yes とします。

# Change to yes to enable built-in password authentication.
# PasswordAuthentication no
PasswordAuthentication yes





上記の設定が全部完了したら上書き保存して vi を終了します。その後、以下のように入力して sshd を再起動させて新しい設定を読み込ませます。

/etc/rc.d/sshd restart



 設定変更後は他の場所、また Windows ユーザであれば windows 用 tera-term などを利用してパスワード認証でログインできることを確認しておいた方がいいかもしれません。  tera-term はコピーアンドペーストが容易ですし、テキストも見やすいし、作業効率が上がることは確かだと思います。 また、編集するときには元の行の文字列を直接書き直すなどをしてもかまわないと思いますが、なにかで元の状態が知りたい時が来ないとも限らないので、 私はもとの設定はコメントアウトして残すようにしています。



Home Top  |  戻る