http://www.vinelinux.org/から自分の環境にあった ISO イメージをダウンロードして、
インストール用のCDやDVDを作ることができるようなソフトでインストールCD / DVD を作成します。無料でも結構つかえるようなものがたくさんありますから利用するといいかもしれません。私は CDBurnerXP を http://cdburnerxp.brothersoft.jp/download/ からダウンロードさせてもらいました。
※ インストールする環境は VMware Workstation5.5.3 にインストール用の領域を 30GB, メモリは 1024MB, CPU は Dual-Core という環境です。
http://www.vinelinux.org/install-guide/install.html#boot-installer には、詳しい説明がありますので、ここでは簡単に説明していきます。
下の画面はインストーラが起動した画面です。通常はこのままデフォルトを選択した状態でEnterキーを押してしまいます。
ここでは、とりあえずすべてを選択して、先へ進みますが、実は "すべて" を選択しても完全に "すべて" のものがインストールされるわけではないので、わかる方なら "カスタム" を選択して自分で選択するというのがよろしいのではないかと思います。
なにもわからないから、自動ですべてやってね、という時には自動パーティションの設定にチェックが入っていることを確認し、次へと書かれたボタンを押します。
http://www.vinelinux.org/install-guide/setup-partition.html に、説明がありますが、自分でパーティションを区切る場合には、Disk Druid を使用して、云々の方にチェックを付け直し、次へと書かれたボタンを押します。
ここから新規と書かれたところをクリックして、自分で割り当てていくのですが、基本的には、まず、最小限3つの領域を必要とします。
1.Boot 領域です。起動するための設定を書き込む場所ですので、100KB ~ 200KB 位が基準になります。
2.Swap 領域です。大体メモリの2倍くらいが基準になります。
3.残り全部。細かい設定は自動でしてくれます。( もちろん全部、自分で割り当ててもかまわないのですが・・・。)
最後は、画像を省略してありますが、新規ボタンを押し、マウスポイント を開いて / を選択し、容量 は、最大容量まで使用 にチェックを入れてOKボタンを押します。
ファイアウォールが正しく設定されていて、内部ネットワークのセキュリティが十分に管理されているのであれば無効にしても、大丈夫・・・かな? (いずれにしても自己責任となります。保障はなにもありません。)。
すると下の画像のような 警告 が表示されますが、これも無視して 続行 ボタンを押して、次へと進みます。
初期状態では Japanese にしかチェックが付いていません。他にも必要ならチェックをつけてOKボタンをおします。
root ユーザのパスワードとその他のユーザを登録する画面です。
root ユーザでは作業できないこともありますので、作業用ユーザを1名は確保するようにしてください。
ここではとりあえずデフォルトでのインストールを選択して、次へと進みます。
仮に "すべて" を選択したとしても、本当に全てをインストールできるわけではありませんから。
(インストール後に、" apt-get " や " synaptc " ツールを使用してソフトウェアの追加や削除をすることが出来ますし、
直接 " rpm " パッケージや " tar " など他の拡張子のパッケージをダウンロードしてインストールすることも可能です。)
インストール終了後の再起動をした後の初期状態のデスクトップ画面です。
この段階でキーボードの入力、動作確認をしてみましたが、異常はありませんでした。