Windows10 にインストールしてある VMware Worakstation Player に暇に任せて MX Linux 21 をインストールして、いじくりまわして遊んでいました。
そうしたら、この 4 月の 9 日に 最新バージョンがリリースされたというニュースを読んだのでそうそうに MX 21.1 x64 ( April 9, 2022 ) をダウンロードして VM ware に
インストールしてみました。
ftp.riken.jp から Final → Xfce → MX-21.1_x64.iso をダウンロードして、
VMware Worakstation Player の設定をして MX 21.1 のインストーラが起動した画面です。
インストールの方法や日本語入力の設定などについては https://ubiqlog.com/archives/16111 さんのところなどはとてもわかりやすいページだと思うので初めての方にはおすすめします。
インストールが終了して以下の画像の下の方に背景が緑色で表示されているメッセージが表示されたらCTRL キーと ALT キー を同時に押して一度 VMware Worakstation Player の外へ出ます。
下の画像のように起動時の設定を変更して VMware Worakstation Player の MX linux の 表示されているメッセージ画面へ戻り ( 画面上でクリック ) 指示されている通り Enter キーを押します。これで再起動です。
通常はユーザ名は表示されていますので、ユーザのパスワードを入力して、デスクトップ画面になります。
私の場合、まず最初に設定することは 右クリック ⇒ アプリケーション ⇒ 設定 ⇒ ディスプレイ と次々にクリックしていって、
解像度の設定へと進みます。
MX Linux 21 はとてもいいと思うのですが、ただひとつマウスのポインターが見づらくて仕方ありません。
故に自分で使用するマウスポインタのテーマを /usr/share/icons/ の中へ置きました。
それから、マウスとタッチパッドの設定画面を出します。
これは アプリケーションメニュー ⇒ 設定 ⇒ マウスとタッチパッド とクリックして行けば表示されます。
パネルに表示されている初期状態のワークスペースのボタンはとても見づらいので、これも手直しします。
まず、パネルを水平に画面下に表示させます。次にワークスペースのボタンも横1列に4つ表示させたいと思います
( ワークスペーススイッチャーは下の画像のプロパティをクリック )。
ワークスペースごとに壁紙を変更したいときには " デスクトップの設定 " で " 全ワークスペースに適用する " と書かれている行のチェックを外してしまえば OK です。
これで、それぞれのワークスペースごとに違う背景画像を壁紙として設定することができます。
設定方法はそれぞれのワークスペースのデスクトップ画面上で普通に壁紙の設定をすれば OK です。
カスタマイズするときにさて、MX 21 ではこれはなんとよんでいるのだろう? と思うようなとき、確認や調べるときにちょっと便利かもしれません。画面に向かって左側に表示されているサイドペインをクリックするとそれに関することが表示されます。
いろいろな使い方があると思いますが、ただひとつちょっと不便なのは、文字も絵なのでコピペができない、ということ。
スプラッシュ画像を " アプリケーションメニュー ⇒ MX Tools ⇒ MX Boot Options ⇒ スプラッシュ ⇒ dandelion-mx " に変更してみました。タンポポの綿毛がふわふわと舞い上がるのです。結構楽しめます。
アプリケーション ⇒ 設定⇒ " LightDM GTK + Greeter: 設定 " でログインの画面の背景画像やログインウインドウの表示位置などの設定を変更してみました。
画像を置く場所はシステム直下の /boot/grub/themes/ の中の自分が使っているテーマの中です。
私の場合は mx_linux/ の中になりますが。
背景画像の変更をするには " LightDM GTK + Greeter: 設定 " の " 外観 " タブで行います。
認証ダイアログの位置を変更するには " ウインドウの位置 " タブでできます。
私は Doc に Plank なるものをインストールしています。
これが下の画像の firefox や ファイルマネージャなどいろいろなツールの背景にボーダが表示されてしまうという現象を起こしてくれまして、さんざん、あれやこれやでなんとか解消できなものかと探しまくったら、ちゃんとありました。
アプリケーション ⇒ 設定⇒ MX Tweak ⇒ コンポジタータブを開く ⇒ Xfwm の設定 ⇒ Xfwm コンポジターの設定 ⇒ ドックウインドウの下に影を表示のチェックをはずすと表示されなくなりました。
ネットワークの設定も完了しました。我が家のローカルが全部表示されました。
( 下の画像の各コンピュータの接続名は変更してあります。)
パネルの上にある Ethernet ⇒ 右クリック ⇒ " 接続を編集する " をクリックして設定画面を出します。
必要に応じて プロキシ 、IPv4 、IPv6 のタブをクリックしてそれぞれの設定を記述していきます。
その他にも、 " 設定 ⇒ セッションと起動 " で " Cairo Cloclk " の自動起動の設定やらパネルに新しいランチャーやらを表示させてみたり、と遊んでいたら、また Gimp に問題が・・・。
MX 21 にインストールした Gimp は flatpak から直接コマンドでインストールしたものなので、バージョンが gimp 2.10.30 です。
プラグインも直接手動インストールしたものなので、どこかで不具合起きなければいいけど? と思いつつ使っていたのですが、やっぱり、アイコンが表示されないのですよネ〜。なので、ランチャーを作ってパネルに置いておこうとおもったのです。
ところが、今度はコマンドの欄でつまづきました。通常の %u ではダメだと言われてしまったのです。
もう一度正しい名前 " GIMP (GNU Image Manipulation Program) " を入力していると途中でコメントが自動で表示されました。それを消えないうちにマウスでクリックするとコマンド欄に自動で " /usr/bin/flatpak run --branch=stable --arch=x86_64 --command=gimp-2.10 --file-forwarding org.gimp.GIMP @@u %U @@ " と長々と入力してくれました。なんて親切!!
sudo flatpak install flathub org.gimp.GIMP でインストールしました。
インストールした GIMP を削除するときは sudo flatpak uninstall org.gimp.GIMP 。
大好きな Resynthesizer plugin は sudo flatpak install org.gimp.GIMP.Plugin.Resynthesizer 。
gimp でお絵描きしているときに不便なのがフォントの選択をする時です。
gimp のあの小さなフォントのビューアから見て選択するのはなかなか辛いのです。特にこの頃は視力が落ちてきましたからなおさら。
なにかいいビューアはないかと探していたら fontvuer なるものをみつけました。本当に見るだけができればいいのです。
いろいろな記事を読んでいると、国内産のようですし、日本語もちゃんと表示できるようです。
https://fontvuer.netlify.app/ から
" fontvuer-1.0.4.AppImage " をダウンロードしてきました。
使用方法は、ダウンロードしてきた " fontvuer-1.0.4.AppImage " に実行権限を付与するだけで、使えます。
chmod +x fontvuer-1.0.4.AppImage と入力してもいいでしょうし、 " fontvuer-1.0.4.AppImage " のアイコンを右クリックしてプロパティを開き、アクセス権タブのところへ直接チェックをつけてもいいと思います。
さて、これで動くようにはなりましたが、メニューに表示されませんから、symlink とか ランチャーとかを作って手が届く範囲に置いておくのがいいかもしれせんね。 私は、自分の home 直下に bin/ を作りその中へ " fontvuer-1.0.4.AppImage " を入れて,メニューエディタでアクセサリの中へ表示するようにしました。また、doc に追加もしてあります。
簡単な使い方
詳しい使用方法はcoliss さんのページで説明されています。
Thunar の代わりに Nemo を使っています。最初はそれほど違いもなくなってきたし Thunar でもいいかと使っていたのですが、微妙にデフォルトの表示方法が違うようで、やっぱり戸惑いを感じて、Nemo に変更しました。
でも、インストールしたら日本語表記じゃない! うん、まぁ、いいんですけどネ・・しばらくそのまま使っていたのですが、気になって・・・。
ということで、日本語化しました。なんということもなく synaptic で簡単にできました。
syanaptic ⇒ 検索ウインドウへ nemo と入力⇒ 表示された nemo を右クリック⇒ 推奨インストールパッケージを指定⇒ cinnamon-l10n をインストール指定
インストールが終わったらログアウトか再起動で変更になると思います。
(私は寝る前だったので、結果は次の日に持ち越してして終了して寝ました。)
私のファイルマネージャ Nemo はもう自分が何者なのかわからなくなっているかもしれません。
あなたは MX Linux の Nemo ですよ ♪
MX Linux 21 を初めてインストールして使ってみて、妙な錯覚を覚えました。なんか昔懐かしいような、妙に慣れ親しんだ操作性などなど・・・。なんなんでしょうか? でも、この MX Linux 21 はいい ディストリビューションだと思います。いろいろなツールが当たり前のように入っているし、Debian 系ですからコマンド入力に戸惑うようなこともなさそうですし、これはいいものを見つけたと思っています。しかも元 sier ( エスアイヤーと読みます。 ) の主人も興味を持ってくれてMX 21 の sosreport を調べて、「 これはいい !」 とよろこんでくれました。
ちょっと前まで VMware Worakstation Player 16 を使っていたのですが、どうやら私がいじくり回したせいで、不具合をだしたようです。外付けの USB HDD がいずれも認識はしているけれど、使えないという状態になってしまい、やむなく、VMware Worakstation Player 16 でインストーしていた OS をすべて削除し、VMware Worakstation Player 16 も、完全に Windows 10 上から跡形なく消えてもらいました。
新たに VMware Worakstation Player 15.5.7 にダウングレード をして、また最初から windows 8 → 8.1 → windows 10 → windows 11 へとインストールし直しました。もちろん、バージョンがかわる都度バックアップを取りまして・・・。
その次は今度は Linix Ubuntu 20..04 を再度インストールし直し、設定とカスタマイズと、すっかり元のように戻して、今現在、MX Linux 21 と遊んでいるわけです。
熱くなったり、寒くなったり、お天気も不順な昨今です。オミクロンもまだまだのようですし、どうぞみなさまも体調を崩されませんようご自愛くださいませ。